第4号の「アームレスト兼小物入れの蓋」なのですが、ご覧の通り、粉々に砕けています。
僕は、結構この部分に手のひらを置いて体重掛けてしまうことが多く、「そのうち補強しなければ」と思っていたのですが、補強じゃ済まないレベルまで破壊されています。
補強方法としては、
1.金属板で補強
2.ハニカム構造の樹脂板で補強
3.部品取り号のものを流用し、フェイクレザーのカバーを被せる
など、考えてみました。
部品取り号の蓋は色が黒なので、そのままでは茶系の第4号のコンソールでは存在が浮いてしまいます。
が、これに薄いスポンジシートを敷いて少しボリュームを持たせ、茶系のフェイクレザーを被せると、結構格好良くなるかなぁ....なんて考えたり....。(^^;
第4号の蓋を補強するよりは、若干割れはあるけど第4号ほど壊滅的な状況じゃない部品取り号の蓋を使ってみることにしました。
とはいえ、修復してある程度の補強をしないと、また破壊されるのも見えているので2005年7月、得意の「思い付き&行き当たりばったり」で補強作戦を実行してみることにしました。(笑)
いつもながら大前提は「極力お金を掛けない」です。(^^;
(1)まず、シリコン系の弾性接着剤でひび割れ部分の補修を行いました。
48時間以上放置しました。
さすがにこの手の接着剤では、補強フレーム部分の割れに対しては殆ど無力でした。
割れ目の「穴埋め」レベルかな。(^^;
(2)拡大したところ。
(3)はじめは、コの字の金属板をフレームに引っ掛けて補強することも考えていたんですが、「金掛けない」が前提ですのでやめました。
「金掛けない」は「金属引っ掛けない」の意味ではありません。悪しからず。(^^;
で、家で余っている開封済みのシリコンシーラントを充填してみることにしました。
しかし、結局このコーキングガンは使いません(使えません)でした。
その理由は....次で分かります。(^^;
(4)「ガチガチ」に...じゃなくて「ペロンペロン」に固化していたので、ジグソーで切断!
すると、中はとろーりとろける柔らかさ。
(5)早速ヘラでほじくり出しながら、間詰め作業開始。
(プライマーは手持ちがないので、シーラントの接着性に期待して直接塗布)
が!!....クリアのシーラントが足りない!(残り分量の5割は固化してた....)
(6)そこで、ホワイトのシーラントを使おうと思ったら、こちらは100%完全固化。(^^;
ということで即廃棄。(^^;
仕方がないので、昨年、車庫入口とその前の舗装の間が凍上で盛り上がってきた際に使用したアンバーのシーラントの残りを使うことに。
こちらは、未開封品も残っているので、量的には心配ないが、色が....。
(7)決して泥んこ遊びをしているわけではありません。(爆)
裏蓋との密着度を高めるため、量は少し多めに。
(8)裏蓋を被せてから、手で押しつけて、ネジ穴や隙間からはみ出したシーラントを拭き取り終わったところ。
ヒンジ固定用のネジ(□)以外の裏蓋の4本の小さなネジ(○)は、一体化度を高めるためには重要です。
表蓋側の支柱は折れてしまっていたので、ネジだけを取り出して、シリコンが固化する前に「ムニュ」
と埋めました。(^^;
○には小穴を開けてあります。これは固化後にネジ止めするためです。
何故ここなのかは、(1)を見て貰えれば分かると思います。
(9)失敗!!
はみ出しすぎて、この部分はどうしようもない仕上がりに....。
これを想定して(7)の様に余しておいたのに....。
(ToT)
しかも、色が....。
(10)接着性に一抹の不安を覚えたので、一週間ほど放置して完全固化を待った後、(8)の○箇所に加えて、更にもう2箇所ネジを追加して補強は完了。
(11)まだカバーを作っていないので、取り敢えずこのまま装着しています。
(12)蓋カバーとシフトブーツをお揃いのフェイクレザーで製作する予定です。
完成したらこのページに追加します。(^^;
【続】
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