|
以前からそれとなく出ていた症状なのですが、アシストランプの取り付けをした前後から、どうも電圧供給が不安定な状態が極めて顕著になってきたため、PAnetで教授やハッピーリバーさんに色々とアドバイスを頂いていました。 酷いときにはウィンカーが点滅しない、ワイパーが動かないなど、明らかに 「電気行ってないぞー」状態で、さすがに辛抱ならないくらいまでになってきたので、原因究明に乗り出しました。(^^; 一番疑わしいものは、オルタネータ(発電機)かレギュレータ(整流器)ではないかと言う事になり、まずは手っ取り早い方法として、2005年5月22日、部品取り号のレギュレータと交換してみることにしました。 (1)取り敢えず部品取り号('80XG)のエンジンを掛けようとしましたが、ダメでした。 燃料ポンプが動いてないようで、昨年、「引っ張り出したのはいいけどしまうときにエンジン不動」....が頭をよぎり、潔く始動は断念。 (2)部品取り号のエンジンルーム。汚ねぇ〜(^^; (3)部品取り号のレギュレータ。 あれっ?日立製? (4)部品取り号の発電機。こいつはトヨタの純正みたいです。 (5)第4号('80XE)の発電機。 このクルマのエンジンルーム内ではかなり輝いている存在です。(笑) 1998年に一度逝ってしまって新品交換しているので、まだまだ新しい方です。(^^; (6)第4号のレギュレータ。 あれ?こちらはデンソー製。どっちが純正だ? テスターでアイドリング中の電圧を計ってみると、フル点灯時に8V台まで電圧が降下しました。 とにかくテスターの数値がバラバラで明らかに供給が安定していません。 (7)両方のレギュレータを外してみました。左:部品取り号、右:第4号。 配線の色から判断すると、部品取り号の日立製が純正みたいです。 と思ったら、教授から「両方とも部品番号がパーツリストに載っているので、両方とも純正」というご指摘を頂きました。失礼しました〜。m(_"_)m (8)第4号に付いていたデンソー製。 こちらがパーツリストから判断して、本来のPA96用です。 (9)部品取り号の日立製純正レギュレータ。 こちらもいすゞ純正ですが、実はPAD(117ディーゼル車)用です。 でも、部品取り号はこれで動いていたんでしょうから、多分問題はないのでしょう。(^^; (10)ひっくり返してみると....。 (11)デンソー製。あ....あれ?.... (12)ウソ?....溶けて断線してる....。 原因はこれかぁ?いや間違いなくこれでしょ? (13)日立製。まあそれなりだけど、溶けたり切れたりは無いようです。 (14)CIBIEのハーネス&リレーキット(バルブはNORMAの90W)。 今は55Wバルブに換えているので、邪魔なんで外しちゃいました。 結局、僕の場合、90Wのロービームでも最近の55Wのロービームと、あまり明るさに差が感じられなかったので、それならば補助ランプを追加して55W+55W=110Wにしてみよう--->明るいぞ。という結論付けです。(笑) この件に関して、PAnetの117おやじさんから「レギュレータの配線が溶けた原因は恐らくこれ!」とのコメントを頂きました。 いくらハーネスキットを使ったって、ハイワッテージバルブの使用にリスクは付き物、という事ですね。 (15)レギュレータ直ぐ近くのヒュージブルリンク。 (16)なんか穴が....。 (17)ちょっと引いた図。 (18)もっと引いてエンジンルーム全体。 ヒュージブルリンクって、何かあれば「溶けて断線」っていう機能ですよね?....取り敢えず放っておこう。(^^; (19)....という訳にもいかず、後日、導通チェックして異常なしを確認。(^^; (20)話を戻して、第4号に日立製のレギュレータを取り付けました。 早速、エンジン始動してみました。 なんかイイ感じがします。完全勝利か?(笑) 取り替え前と同じ条件でフル点灯時にテスターを当ててみたところ、11V弱で安定。 ランプを消灯すれば13.5Vで安定。 CDIの接続も有効にしても調子良いです。 結論: やはり、レギュレータの配線のひとつが溶解して断線していたことが原因ではないかと思われます。 因みに線の色は黒。普通黒ってマイナスアース線ですが、教授によれば、この線はオルタネータのアース線と繋がっているそうです。 何だか分からないけど、この線が原因で電圧が安定(一定)供給されていなかったのは確かです。 さらに、この線が溶けた原因はというと、色々憶測はありますが、117おやじ氏のおっしゃる、無知なオーナー(僕)による「無闇なハイワッテージバルブ化」が有力です。 【了】
|