|
1990年購入のアルパイン6連装CDチェンジャー5952S。 最近調子が悪いです。 ディスクの先頭曲付近(だいたい1〜3曲目くらいまで)にだけ、音飛びや演奏停止が発生し衝撃吸収メカニズムの経年劣化か、電気回路部分か、それとも単なるピックアップの汚れか....見当もつきません。 で、取り敢えず自分で出来ることと言ったら、ピックアップレンズの清掃ぐらい。 チェンジャー対応の乾式クリーナーでは改善の兆候が見られず、湿式クリーナーは所有していないため、2005年5月21日夜、直接綿棒でクリーニングしてみることにしました。 (1)クーペから外して(僕の場合グローブボックス内)、書斎に持ち込みました。 (2)グローブボックス底面の勾配を考慮して、 チェンジャーはホットロッドの如く尻高に。(^^; (3)1990年購入ですから、かなり年季が入ったチェンジャーです。 (4)1996年に動かなくなって修理に出してます。2万円掛かった....。 FM電波使用のチェンジャーが当時でも新品で買える値段でした。(^^; (5)上カバーを外しました。 (6)フロントカバーも外しました。 (7)この時点でピックアップを確認出来ませんでした。 なので、防振構造に影響が出ないか心配でしたが、下カバーも外しました。 (8)ありました。ピックアップのユニットです。 写真の反対側(ユニット裏側)にピックアップレンズがあります。 (9)上記じゃレンズが見えません。 写真上部のギアを指で回し、レンズの位置を、一番外側に移動しました。 (10)ひっくり返すとレンズが見えました。 一見、汚れていませんが....。 以前、書き込みエラーが頻発したMOドライブを分解したときも、ピックアップは非常に綺麗でした。 (11)余談ですが、防振構造用のゴムブッシュが中空ゴムだとは思いませんでした。 つまりシューズのエアジョーダンみたいな感じ。 (12)多めのイソプロピルアルコールを綿棒に浸してクリーニング。 綿棒にも目立った汚れは付着しませんでしたが、僕はたばこを吸うのできっと、たばこのヤニとか、15年の蓄積が半透明の皮膜のように覆っていたというような可能性は有りです。 (13)クリーニング後、ピックアップの位置を、指でギアを回してホームポジション(内周側)に戻しました。 (14)取り敢えず下カバーのみ取り付けて、車庫で実車に繋いでみました。 (15)マガジンを入れ、最近必ず飛んでた1曲目を再生してみました。 (16)コンソールのヘッドユニット部(コントロールユニット部)です。 6連装は、チェンジャーとしては枚数が少ない方ですが、送りボタン式ではなく、ダイレクトに聴きたいディスクを指定できるところが気に入っています。 (17)演奏中、手で振動を与えてみましたが、音飛び&いきなり無音症状は出ず、無事1曲目が演奏し終わりました。 ひょっとしてひょっとするかも。(^^; (18)取り敢えず、車庫内でのテストは合格したので、カバーを付け直して元の状態にしました。 しかし、振動が掛からない状況ではOkでしたが、走行中はやはり症状が現れます。 根本的な原因はレンズの汚れではないようです。(ToT) 修理に出して、また2万円とか掛かるのはかなり厳しい話です。悩んでます。 というか、保守部品のメーカ保管期限はとうの昔に過ぎているので、修理可能かどうかさえ疑問です。 以下に、基本的な症状を挙げてみました。
(19)2006年9月、結局修理を断念し、以下に買い換えました。 詳細はAudioのページを参照。 【了】
|