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2006年4月21日の車検切れに合わせて、ワンオフマフラーの製作を決断。 それまで装着していたマフラーは触媒なしのタイプのため、車検時に毎回純正に戻すという手間が必ずついて回りました。 これを打開したいのと、サウンドやテールパイプのデザインが気に入っていない事もあって、主治医のOutRideに製作をお願いしました。 条件は、 1.予算7万円以下 2.材質はオールステンレス 3.メインパイプの径は60.5φ 4.純正触媒を復活させ、車検対応とする 5.消音材の耐久性向上を考慮する ....てな感じです。 OutRideから作業写真を撮影してCD-Rに落としていただいたので、以下これを交えて。 (1)サイレンサーの取り付け作業です。 (2)触媒を復活。 (3)メインパイプ。径は60.5φです。これまでの50.8φから1ランクアップしました。 理由は触媒を復活させることでレスポンスが落ちることを避けたいと思ったからです。 60φという径については、つじさんのXE-ltdで実績がありましたので自信を持ってお願いすることが出来ました。 写真の左側を見てもらえれば分かりますが、触媒との繋ぎ口で50φに絞っています。 これは、一度絞ることで排気圧を上げ、トルクを向上させる狙いがあるそうです。 (4)メインパイプの取り付け作業風景です。 (5)メインパイプ2。これはホーシングの上をくぐらせる曲がりパイプです。 (6)メインパイプ2の取り付け作業。 (7)触媒直後の吊り下げステー部の拡大です。 (8)テールパイプ。径はメインパイプと同一の60φで、シングルタイプです。 サイドにナノブラストで117Coupeの刻印を入れてもらいました。かなり気に入ってます! はじめ、OutRideロゴの刻印を頼んだんですが、ウチの主治医は自分の工場の宣伝をしたがらない変わり者(笑)なので、クーペの刻印にしてもらいました。 テールエンドの切り口は15度。装着状態で垂直方向に対して約5度の逆スラントが付きます。 テールパイプのデザインは、流行に関係なく100%自分の好みの形状にしてもらいました。 (9)サイレンサー。コストの面で特注製作品ではなく、既製のタイプからチョイスして使用しています。 117の構造上、大きめのサイレンサーを用いると縦配置しか手段はありません。 楕円ではなく真円タイプでも良かったような気もしますが、この辺りは主治医の判断を信じました。 消音材にはSUS400番台のステンレスウールを使用し、カットも従来品と異なる加工方法を採用することで、耐久性が格段にアップしているそうです。 ただ、中のウールが焼けてきてからの方がステンレスらしいテイストの音質になるとか。 (10)メインパイプの連続写真その1。 (11)メインパイプの連続写真その2。これまでのものは、この部分が低く落ち込んでいて立駐で擦ることがしばしばありましたが、これで大丈夫でしょう。 (12)メインパイプの連続写真その3。純正に付いているセカンドサイレンサーはありません。 でもバッチリ車検は通ります。 さて、実際に走行してみてどうだったか? 明らかにクルマが軽くなりました。はっきりと加速性能の違いを体感できます。 アクセルを踏んだ途端、「うぉっ....なんだ?レスポンスのこの違いは?」っていうノリです。60φの選択は大正解だったようです。 そして、サウンドですが、文句なしです。 これまでの50.8φスチールマフラーと60.5φステンレスマフラーの音声付き動画ファイルを以下で聞けますので、比べてみてください。 50.8φスチールマフラー(これまで装着していたもの) 60.5φステンレスマフラー(今回製作したもの) 共に3.3MB,約40秒,320x240,15f/sのWMVファイルで、同じ環境(車庫内運転席より、運転席側の窓を全開)アイドリング-->3,000rpm-->アイドリング という動作をおこなったものです。 画質はご容赦下さい。(^^;(しかもタコメータしか映っていません) 音質も決して良いものではないので、PCスピーカなどでは差があまり分からないかも知れません。ヘッドフォンで聞き比べると、全く違うサウンドであることが分かると思います。
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