Update:Aug.04/2003

 
 ここでは、私が好んで聴くお薦めCDを、ジャンル別に分類して紹介しています。 
 好きなアーティストのアルバムから更によりすぐりの一枚を選んで紹介しています。 
 私は自分自身では割合広い範囲の音楽を楽しんでいると思っています(?)が、特に良く聴く洋楽ポピュラー系の中でも、レゲエとラップだけは苦手です。この2ジャンルと邦楽、クラシックがお好きな方は、残念ながらこのページから収穫を得ることは出来ないと思います。悪しからず。
 
なお、今まで掲載していた低品質の部分楽曲配信はJASRACからクレームが入ると嫌なので、その前にやめる事にしました。
 
また、ジャケット写真の使用については、著作権者の了解を得ていませんので、問題があれば削除しますのでお知らせ願います。

 しかし今でもJASRACの方針には賛同しかねる、と言うのが私の正直な気持ちです。
MP3でフルコーラス配信するのであれば少なからず利害が絡み、それこそ問題になるでしょうし、そのためにもJASRACの様な統括管理団体は必要だと思います。
 しかしながらAMラジオ品質のauファイルを30秒配信しても、これによって個人HP(の管理者)が利益を得たり、著作権者やCDセールスに損害を与えるとは考え難いと思うのです。
何故なら、Web上からの低品質配信の根底にあるのは
「ねぇねぇ、いいもん見つけちゃったー、このCD買って聴いてみてよー」だからです。
 私が利益を得る事と言えば
「いやぁ、ここのページで紹介しているCD買ったんだけど、超イケてたよー」といった感謝メールによって得られる「嬉しい」という気持ちくらいでしょうか。
この
「嬉しい」を「利益である」として阻害しようとするのであれば、「音楽って何?聴いて楽しい、歌って楽しい、共有して楽しい、そういうものじゃないの?」
という私の音楽に対する思い入れが根本からひっくり返されることになります。

本来、巨額の費用を投じて宣伝なんかしなくても、いいもんはこういう噂から草の根的に広まって売れていくものなのではないでしょうかね。
「いやいやキミ、甘いよ」って言われるかも知れませんが、関係者の方、クルマ好き音楽好きの中年のたわ言です、聞き流してください。(^^;

 著作権って本来、才能を世に公表し、その才能に賛同する人を増やす事でメシ食ってる人を守るための権利じゃないのかなぁ。私は1ファンとして応援しているだけなのに....。
 揉め事嫌いな性分なので従いますけど....。
 
1. Blues 
 
KING OF THE BLUES/FREDDIE KING
「私の独断による代表曲」 
30曲目 I'M READY
 フレディ・キングはブルースじゃない、とおっしゃる人もいますが、私にとっては誰がなんと言おうとフェーバリット・ブルースマンの一人です。 
 泣きまくるギターは勿論ですが、ボーカルも太くてシブいんです。ギターの音はどちらかというとロック系ですので、ブルースに馴染みがない人でも乗れるのではないでしょうか。 
 初期のインストゥルメンタル曲「HIDE AWAY」は、全米ポップチャートにチャートインするほどの大ヒットでしたが、私の好きなフレディ・キングは、レオン・ラッセルと組んでいた後期のShelterレーベル時代に限定されます。基本的にロックミュージックの好きな私には、メリハリの利いたロックっぽいアプローチのこの頃が、サウンド的に一番合っているのです。彼が単にブルースというカテゴリーにこだわっていなかったという事が十分に理解できると思います。 
 このアルバムは、1971年から73年に彼が残したShelter時代の3枚のスタジオ盤を2枚組にして、更に未発表テイクをプラスしたお買い得盤です。 
 フレディはエリック・クラプトンが最も尊敬・崇拝しているブルースギタリストだという話は周知の事実で、ライブでも多くのフレディのカバーを演奏しています。私自身、このCDの1〜10曲目にあたる「GETTING READY」というアルバムではじめてブルースに触れ、そして目覚めたのでした。 
 クラプトンもカバーしている「TORE DOWN」などはサイコーです。  
「I'M READY」のギターは、オリジナルのマディ・ウォーターズのそれよりもファンキーでずっとカッコイイです。 
 残念ながらフレディ・キングは、76年のクリスマス・ライブの直後に心臓発作で他界しています。(Sep.29/1998)
My Collections ★は独断による採点(★5つが最高) 

1.FREDDIE KING IS A BLUES MASTER(1969)★★★★ 
2.MY FEELING FOR THE BLUES(1970)★★★★ 
3.GETTING READY(1971)★★★★★ 
4.WOMAN ACROSS THE RIVER(1973)★★★★★ 
5.BURGLAR(1974)★★★ 
6.THE BEST OF FREDDIE KING(1975)★★★★★ 
7.FREDDIE KING (1934〜1976)(1977)★★★★ 
8.PALACE OF THE KING(1991)★★★ 
9.KING OF THE BLUES(1995)★★★★★


The Complete Imperial Recordings,1950-1954/T-BONE WALKER
「私の独断による代表曲」
27曲目 BLUES IS A WOMAN
 もう一枚、フレディ・キングとは対照的な、クール・ブルーズを紹介します。 
 完璧な演奏に完璧な歌。全編に漂う冷ややかな雰囲気。「モダンブルースの父」と言われたTボーン・ウォーカーの、最も脂の乗った時期と言われる1950〜54年のImperialレコード時代のテイクを集めた2枚組です(CD化は91年)。 
 Tボーンも私の大好きなブルースマンの一人です。巧みに挿入されているブラスセクションも手伝ってか、音はとってもジャジーで、「ジャズはブルースから派生したもの」という言葉の意味がきっと分かると思います。静かに聴き入りたい方にお薦めの一枚です。 
 3大キングをはじめ、アルバート・コリンズやジョニー"ギター"ワトソン、S・レイ・ボーン、デュアン・オールマンなど、ブルーズやそれに関わるミュージシャンの多くがTボーンを聴き、何らかの影響を受けたと言われています。 
 夜のドライブにも合います。超カッコ良いっス!!(Sep.29/1998)
My Collections ★は独断による採点(★5つが最高) 

1.THE COMPLETE IMPERIAL RECORDINGS, 1950-1954(1991)★★★★★ 
2.RARE TAKES ON CAPITOL RECORDS(1995)★★★★



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