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2002年にフェイクレザーでダッシュボードカバーを作ってもらってから7年。 結構傷んできていました。 そんな折り、PAnetのKさんから作成依頼を頂きました。 そこで、ついでと言っては何ですが、自分のカバーも作り直すことになりました。 Kさんのクーペもダッシュの色はブラウン系で自分と同じですので材料費も節約できます。 どうせだからと、今回はカバーの形状自体を大幅に改良しました。 2009年8月頃から、素材を決めるために市内の生地屋で物色し、チョイスする材料を調達しました。 大幅に形状を変更するので以前の型紙は意味なし。一からの製作となります。 実車合わせでコツコツと嫁が作業をしていましたが、9月中旬にやっと完成しました。 まず旧カバーを嫁が撤去した際に残った前回の両面テープを剥がします。 ダッシュボード上のテープは別に良いのですが、今回は寸法をウレタン部に合わせてギリギリにするので、フロント側のテープ痕は綺麗に除去する必要がありました。 前々回の時に使用した粘着性の強いテープの跡も残っていたため苦労しました。 石油系のシール剥がし+お好み焼き用スクレーパを使用。 取り敢えず剥がしましたが、まだ汚いので更に工業用アルコールで落とします。 これが完成した改良型カバーの全貌。 端部(運転席側) 端部(助手席側) 第4号のダッシュ。かなり割れています。 第4号のダッシュは割れがかなり酷く、生地厚の薄いフェイクレザーのみでは割れ目の跡が目立つので、今回は裏に百均で買った薄手のクッション材を挟んでみることにしました。 端部の拡大。縁に沿って幅10mmの紙用両面テープを貼っていきます。 上がフロント側、下がオーバーハング側です。写真ではフロント側のテープ貼り付け位置に余裕がありますが、貼り付け後に縁部が浮いてしまうことが判明したので、オーバーハング側と同様に生地の縁端ギリギリに修正してから施工しました。 運転席側のサイドは、内側にも巻き込むようにしています。 クッション材を挟んでいるので、全体にフカフカ感のある仕上がりです。 カバーの上から見ても割れ目は気になりません。 助手席側は、グローブボックスの開閉に影響がないよう配慮。 引っ張りながら貼るので、特にフロント側のエッジの両面テープはギリギリに貼らないと、縁が浮き上がってしまうので注意。 完成。 前回よりも格段に一体感が向上していると思います。満足です。
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