640diary... Update:2016.02.19


除雪機 ジョセッフィーヌ登場

20150926日。
仕事で6月から平日滞在している留寿都村は有数の豪雪地帯。
ここでの越冬が決まりました。

空き家となっている恩師の実家を借りて住んでいたため、基本的に除雪は自分でしなければならず、「除雪機必須」との判断に至りました。

数日前にオークションで小型除雪機を落札し、友人のエスティマを借りて引き取ってきました。

意外とラゲッジスペースに奥行きが無くて、ギリギリでした。



ヤンマー製のロータリー除雪機、YSR80S
306cc単気筒7.7PSのガソリンエンジンを搭載しています。


ヤンマーは農業機械や船舶用ディーゼルエンジンで有名なメーカーですが、このクラスまでの小型除雪機も自社で製造販売しています。(厳密には協力会社の八鹿鉄工が製造。また現在、エンジンはヤマハ製。詳しくはこちらを参照)
ヤンマーの場合、これよりも上のクラスになると、ホンダと同様、エンジンだけ自社製で除雪機本体は和同産業からのOEMです。



この除雪機、名前をジョセッフィーヌと名付けました。除雪機だけに。(笑)

ジョセフィーヌではなくジョセッフィーヌです。

小さい「ッ」は重要です、除雪機だけに。(笑)


オーガーも塗装が剥げて錆びてきています。
推定1986年製の年代物です。


シューターの根元のガード板を倒すとエンジンが停止する、ヤンマー独自の安全機構、セーフティーガードは取り外されていました。
はじめ、横にあるスイッチが何なのか、取説を入手するまで分かりませんでしたが、押さない状態でエンジンが始動すると言う事は、前オーナーが、スイッチ自体を無効化しているようです。


クローラーのひび割れは無いことはないですが、まだまだ使用に耐えるコンディション。


ジョセッフィーヌの落札価格は約3万円。
出品者情報でセルモーターでの始動が出来ず、リコイルだけとのことでしたが、実際は始動しないときがあるが、基本的にセル始動OK、という感じです。



セルモーターがご臨終じゃなかったというのはとてもラッキーでした。


バッテリーは搭載されていませんでしたので、自動車用の予備バッテリーで取りあえず始動チェック。


セルであっさり始動できる時と、「バチン」というだけで始動できないときがあります。
リコイルスターターは割と重たい感触ですが、始動はします。
リコイルだけでは嫁には厳しいかも....


エンジンは始動しますが、ライトは点きません。球切れのようです。



ワンコがお膝に乗ってきて、作業にならんので、今日はやめました。(笑)





旧いとは言え、新車の1/10程度の価格で実動機が入手できたのでとても満足しています。


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