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2015年09月26日。 仕事で6月から平日滞在している留寿都村は有数の豪雪地帯。 ここでの越冬が決まりました。 空き家となっている恩師の実家を借りて住んでいたため、基本的に除雪は自分でしなければならず、「除雪機必須」との判断に至りました。 数日前にオークションで小型除雪機を落札し、友人のエスティマを借りて引き取ってきました。 意外とラゲッジスペースに奥行きが無くて、ギリギリでした。 ヤンマー製のロータリー除雪機、YSR80S。 306cc単気筒7.7PSのガソリンエンジンを搭載しています。 ヤンマーは農業機械や船舶用ディーゼルエンジンで有名なメーカーですが、このクラスまでの小型除雪機も自社で製造販売しています。(厳密には協力会社の八鹿鉄工が製造。また現在、エンジンはヤマハ製。詳しくはこちらを参照) ヤンマーの場合、これよりも上のクラスになると、ホンダと同様、エンジンだけ自社製で除雪機本体は和同産業からのOEMです。 この除雪機、名前をジョセッフィーヌと名付けました。除雪機だけに。(笑) ジョセフィーヌではなくジョセッフィーヌです。 小さい「ッ」は重要です、除雪機だけに。(笑) オーガーも塗装が剥げて錆びてきています。 推定1986年製の年代物です。 シューターの根元のガード板を倒すとエンジンが停止する、ヤンマー独自の安全機構、セーフティーガードは取り外されていました。 はじめ、横にあるスイッチが何なのか、取説を入手するまで分かりませんでしたが、押さない状態でエンジンが始動すると言う事は、前オーナーが、スイッチ自体を無効化しているようです。 クローラーのひび割れは無いことはないですが、まだまだ使用に耐えるコンディション。 ジョセッフィーヌの落札価格は約3万円。 出品者情報でセルモーターでの始動が出来ず、リコイルだけとのことでしたが、実際は始動しないときがあるが、基本的にセル始動OK、という感じです。 セルモーターがご臨終じゃなかったというのはとてもラッキーでした。 バッテリーは搭載されていませんでしたので、自動車用の予備バッテリーで取りあえず始動チェック。 セルであっさり始動できる時と、「バチン」というだけで始動できないときがあります。 リコイルスターターは割と重たい感触ですが、始動はします。 リコイルだけでは嫁には厳しいかも.... エンジンは始動しますが、ライトは点きません。球切れのようです。 ワンコがお膝に乗ってきて、作業にならんので、今日はやめました。(笑) 旧いとは言え、新車の1/10程度の価格で実動機が入手できたのでとても満足しています。
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