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2005年6月4日、助手席側の窓(パワーウィンドウ)が開かなくなりました。 何度も昇降スイッチを操作してみましたが、どうしても動きません。 でも、閉める方は、スイッチを操作したときの「クッ」という動作音からみて、正常のように思われます。 (1)症状からして、ドア内の駆動部よりもスイッチボックスの方を疑って、コンソールを外しました。 (2)パワーウィンドウスイッチの裏側はこんな感じ。 (3)スイッチボックス部分だけ外しました。 結構汚い....。(ここは金ブラシで清掃) (4)調子の悪い左側の方のハウジングを外しました。思ったより単純な原理だったのね。 テコになるレバーの挿入部分が片方欠けてます。破片は回収。 (5)この部品が2個ずつで1組になってます。 (6)上二つがハウジング側の接点に接するとウィンドウが開き、下二つが接するとウィンドウが閉まる仕組み。 (7)4隅の丸いのがハウジング側の接点。 (8)一度仮に閉じて左側のウィンドウを操作したら、開いた! これはやはりスイッチボックス部の接点不良っぽいです。 (9)欠けていた部分を瞬間接着剤で修復。 (10)接点部分。結構汚れています。 アルコールで洗浄することにしました。 (11)軟らかい布に浸して....なーんて事はしません。(^^; 軍手はめてボトルに人差し指を突っ込み....。 (12)綺麗になりました。 エアーダスターでサッと吹いてハウジング側の清掃はこれて完了。 (13)こっちの端子も同様に接点を清掃しました。 (14)組み直して作業終了。 やはり原因は接点不良だったようです。 でも、シーソー部分の支点が左右非対称なのはどういう意味があるのだろう....。 ※シーソーの位置が非対称なのは、恐らくニュートラル位置で上下2つの接点が、どちらかに2つ共接しないための構造みたいです。 【了】
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