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2012年6月2日夜、ウッドデッキの木材切断その他のため、作業用テーブルの製作を開始しました。 何と言っても、まずはこのテーブルを先に作ってしまわないと大量の切断作業が控えているウッドデッキ製作では話になりません。 図面→worktbl-fig.pdf 製作するのはメインの作業台と、スライド丸のこを載せる台の2つ。 木材の材料費は2×4 1820mmのSPF29本で、図面内では258円/本でカウントしてますが、実際は198円/本の時にジョイフルエーケーで購入したので、五千円台で済んでいます。 訂正:図面では全高を805mmとしていますが、実際は810mmに変更しました。 従いまして図面の部材番号1の脚は5mm長くして製作しています。 そのからくりは以下の理由によります。 台の高さは、メインの方を810mm、スライド丸のこ台を729mmで作ります。 スライド丸のこ本体は盤面までの高さが80mmなので729+80=809mm、つまり、ほんの気持ちだけメインのテーブルよりも低く設定しています。っていうか、実際は加工精度から考えてもほぼ同じ高さ(810mm)って事ですけど。(笑) これは、我が家にある市販のDIY用ワークテーブルの高さが805mmなので、木材の送り出し側に置いて補助台として使用する予定のこのワークテーブルに、材料が引っ掛からないよう、これよりも5mmだけ高い高さを基準にしたことがその理由です。 まずは市販のDIY用ワークテーブルにスライド丸のこを載せ、脚立やら何やらを組み合わせて取り敢えず材料を切断できるようにしました。 まずは1つ切ってみます。 おぉ!切れ味爽快! こんな感じで材料をどんどん切っていきます。 2日の夜の内に材料の切断が終わりました。時間は約2時間半くらいです。 スライド丸のこの本領発揮でした。 といっても、図面で言う部材番号2の材料の切欠き部分にかなりの時間を食われているので、直角や45度に墨線引いてその通りスパスパ切るだけなら、ものの一時間で終わっていました。(^^; 翌6月3日、組立作業を実施しました。脚と梁を組み、まずは自立する状態に。 同様にスライド丸のこ台も。 長尺物の木材を扱い易いように、8個のローラーを5.5mmのMDFに取り付け、これを天板部分の奥行きと同じ長さの2×4材に固定します。 何故厚さ5.5mmの板を噛ませるのかというと、これによってローラーの一部が天板面よりもちょっとだけ顔を出すように調節する役目を負っています。 こんな感じのものを2個作ります。 一本物の金属ローラーは高いので、ホームセンターで80円/個程度のプラスティック製のキャスターを8×2個買ってきました。 固定間隔は主な木材の幅を色々と考慮して決めています。 天板面にビスが現れないように、裏側からビス止めしてメインの作業テーブルは完成です。 なお、設計図では、塗装した木材を載せて乾燥に使えるよう、格納式のバー(青色の線で描いた部分)を図化していましたが、実用性があまりないと言う事に気が付いたのでやめました。(^^; 同じようにスライド丸のこ台も完成です。 スライド丸のこは天板にボルトで固定しました。 こんな感じで、手前からメインの作業テーブル、スライド丸のこ台、市販のDIY用ワークテーブル、と並べて使います。 木材をカットする際は、下の写真のようにローラーを上面にします。 なかなかイイ感じで機能します。重量のある材料の場合、とても楽ちんです。 ただ、ローラーの露出高以上に反りが大きい部材の場合は当然のことながら・・・(^^; 通常の作業テーブルとして使用する際は、これをひっくり返すことで、フラットな天板として使う事ができます。 このテーブルのお陰で作業効率は大幅にアップしました。
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