2012年3月に、メインマシンをグレードアップしましたが、前の基本部分が使えないわけではありません。
初代カラーボックスPCはそれなりに活躍していましたが、Pentium4 2.4B GHzと、デュアルコアのCore2Duo E8400では、やはり後者が良いに決まっています。
そこで嫁用のPCもグレードアップすべく、カラーボックスPC第2号を製作することにしました。(会社の経理事務もやってもらっているので、あまり蔑ろに出来ませんし)
隙間用カラーボックスPC第2号 (2012.04) |
M/B |
ASUS P5Q Pro (Intel P45) |
CPU |
Intel Core2Duo E8400 (3.0GHz) |
RAM |
DDR2/800 (PC6400) 4GB |
HDD1 |
Hitachi HDP725032G 320GB (SATA300) |
HDD2 |
Maxtor 6B160P0 160GB (ATA133) |
CD/DVD |
N/A |
VGA |
nVIDIA GeForce GTS250 (VRAM=512MB) |
電源 |
KEIAN GAIA 570W (570W) |
モニタ |
Sony SDM-S73 (17"LCD,SXGA) |
今回は、基本的に初代カラーボックスPCの手法を踏襲します。
ただし、次の点が異なります。
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フロントパネルの材料を700円の赤松集成材(10mm)から198円のファルカタ集成材(6mm)に変更。 |
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CD/DVDドライブは省略(USBの外付けドライブで対応) |
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大型のグラフィックカードも挿せるようマザーボードのセット位置をやや後方に変更。 |
まず中身に使用するパーツですが、
M/B、CPU、メモリはそのまま流用となります。
HDDはメインPCのHDD統廃合であふれた日立のSATAドライブとMaxtorのATA133ドライブのHDD2台を使います。
VGAカードも、nVIDIA GeForce GTS250 (512MB)を流用します。
取り敢えず、初代カラーボックスPCのHDDの中身をコピーします。
EaseUS Todo Backup を使いました。このソフトは"神"ですね。
無料でここまで出来るなんて....。
電源ユニットは、メインPCのページでも書いているとおり、初代カラーボックスPCで使用していた電源ユニットが流用できないことが判明しました。
ASUS P5Q ProベースのPCはTORICAの静Uでは対応できず、加えて350Wなので、流用予定のGeForce GTS250 も厳しいという事実。(ToT)
ということで、メインPCの電源ユニットもアップグレードして、恵安の570W電源をこちらに回すこととしました。
さて、いよいよケース本体の製作です。
ホームセンターで隙間用のカラーボックス(二段タイプ)を買ってきました。(組立寸法は幅15cm×高さ59cm×奥行29cm)
初代の時はセールだったのか1,080円で買えたのに、今回は同じ物が1,580円になっていました。ちょっとがっかり。
ネジ類その他は手持ちの物を利用するのでコストは0円です。
【材 料】(赤字以外の材料は全て初代と同じ)
・隙間用カラーボックス(中棚は不使用)
・ファルカタ集成材(幅160mm×長さ600mm×厚さ6mm)×1枚(198円)
・赤松集成材の端材(電源、HDDのマウント用に手持ちの物を使用)
・ドリルネジ(M5×25mm)×適量
・木ネジ(M5×15mm)×4本(スイッチ・インジケータ部の固定用)
・鬼目ナット(M5×10mm)×4本(初代で使用したときの余り)
・ステンレスキャップ(M5×20mm)×4本(初代で使用したときの余り)
・パワースイッチ+ケーブル×1(手持ちのパーツより)
・リセットスイッチ+ケーブル×1(手持ちのパーツより)
・LEDインジケータ用ケーブル×2(手持ちのパーツより)
・青色LED×1(手持ちのパーツ)
・白色LED×1(手持ちのパーツ)
・水性塗料(クリア)
・マザーボード固定用のミリネジ&ゲタ×9組(手持ちのパーツより)
・HDD固定用のインチネジ×4本(手持ちのパーツより)
・アルミホイル、アルミテープ(手持ちのもの)
・φ4mm鳩目パンチ×4個(初代で使用した時の余り物)
【工 具】
・インパクトドライバー(在庫処分品で9,980円の日立工機製)
・棒ヤスリ(100円のダイソー製(^^;)
・ジグソー(在庫処分品で4,980円のマキタ製)
・ホットボンド
工具についてはこちらのページを参照下さい。
まずは底板(本来は側板)と側板(本来は天板と底板)を接合し、アルミホイルとアルミテープで内面を覆い、マザーボードのゲタを取り付けたところ。
家にあった赤松集成材等の端材を使って、電源ユニットのマウントを取り付けたところ。
下側のファンが干渉しないようにしています。
恵安のGAIA 570W をセットしました。
HDDをセットします。
今回はCD/DVDドライブを省略したので、スペース的にはかなり余裕があります。
スイッチ&インジケータ部。
今回は初代よりもシンプルでスッキリさせました。
裏側はこんな感じ。LEDは手持ちの白色と青色に入れ替えました。圧着端子で繋いで絶縁テープを巻いただけなので頼りない感じですが、裏側だし、ホットボンドでしっかり固定してるし、ま、いいでしょう。(^^;
精悍な顔立ちになりました。
スイッチも鳩目パンチを使ってシリコンボンドで固定したので、統一感が出せました。
完成です。基本工程は初代と変わりないので、細かいのは省きました。(^^;
下が初代カラーボックスPCです。
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