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下周りのサビ落としと塗装2019 |
2019年6月23日、5年間放置していたR2の下回りの再塗装を実施。
何故かというと、娘が免許を取った際、いきなりジュリエッタを運転させるのはあまりにリスキー(色んな意味でww)だという結論に至ったため、まずはあちこちこすっても良いクルマで慣れさせる事にしたっていうことなのです。
軽自動車は大事故時、普通車と比べてダメージが大きいという世間一般の評価には僕も同意ですが、このR2、踏切で特急電車と衝突してめちゃくちゃに大破しても中の運転手が無傷だったという逸話が残っています。
確かに当時R2は、実際に衝突安全性能がクラス最強レベルでした。
ただ現行車種が15年以上前に設計されたR2よりは遙かに進化しているだろう事は容易に想像できます。
ですが、感覚的にAピラーもCピラーもほぼ垂直なハイトワゴンよりは、Aピラーがかなり寝ていて、Cピラーは後方視界が悪くなるくらい太いR2の方が、乗員を護るという意味でのフレーム形状としては、前後からの衝突荷重に対しての強度が高そうな印象があります。
前置きが長くなりましたが(笑)、そんなことからR2のみすぼらしい外見を若干ですが改善することにしました。
明らかにクリア塗膜が機能していなかった証拠写真その1(笑)
その2
その3
その4
5年経って、前回補修した部分は確実に腐食が進行しています(ToT)
アルミ板で蓋をした箇所は....
ご覧の有様(^^;
やはりここから手を付けることになったか....(^^;
ということで、この日は午後からの作業開始だったため、全部はできません。
左側の補修と塗装を行います。
ランダムオービットサンダーで患部を削ります。
次いでサビが盛り上がってきているリアのタイヤハウスも。
完璧にはほど遠いけど、こんなもんにしておきます(^^;
リアバンパーを外します。
塗装作業開始。まずはマスキング。
穴の開いている箇所にジンクプレートを塗布。
JMSに補修用のアルミメッシュが400円くらいで売っていたのですが、ケチって使用済のオービタルサンダー用スチールメッシュをカットして、穴を覆うようにあてがい、パテを盛ります(^^;
5年前に怠っていた足付けしていきます。
#150,#320,#600の耐水ペーパーで水研ぎします。
パテ盛りした箇所、かなりデコボコですが、この日はもう時間も無く、成型・サンディング仕上もそこそこに、さっさと切り上げてしまいました(かなり投げやりになってきてるww)
プラサフを塗布します。
ジュリエッタ用に買っていたホワイトのプラサフは失敗だったかも。
ボディーカラーの塗装を開始。
プリズムブルーMの色番号は419。今回はABに行って武蔵ホルトのMINIMIXを利用して調合してもらいました。
260mlでおよそ2,200円。
ボカシ剤をスプレー後、すぐに1回目のボディカラーをスプレー。
2回目。
3回目。
ホワイトのプラサフを使ってしまったので、まだ隠蔽し切れていない感じですが、塗料が無くなってきてしまった....
取り敢えず左側は塗れた。
続いてボカシ剤をスプレー後、クリアを塗布。
3回重ね塗り。5年前よりは全然光沢は出ている様子。
リアバンパーを取り付けます。
パテで補修した箇所は処理が雑ですが、もう夕方になりタイムリミット(翌朝からまた留寿都村に行かねばならぬので)
ぱっと見、目立たないけど....
さすがに15年以上経過した塗装は色褪せしていて、今回塗った部分と色味に違いが....
7月13日、2週間開きましたが、右側の塗装に取りかかります。
こちらもリアフェンダー、特にタイヤハウス周りのクリアの剥離によるムラが目立ちます。
ジャッキアップ後、バンパーを外し、マスキングします。
右側のメインイベント箇所(笑)
サビで盛り上がった箇所はランダムオービットサンダーで削り取ります。
#40,#240を使用。
耐水ペーパーで水研ぎ。
残っている5年前のクリア塗膜はひたすらはぎ取ります。
ラバーキャップが欠損していたが為にさびの進行を助長していたと考えているので、樹脂クリップで塞いでパテで隠します。
水研ぎ終了後....
パテ盛り。
塗装予定箇所全体の足付けも完了。
プラサフ塗布。
左側の時に使用したホワイトはやはり厳しいので、使い切りサイズのグレーのプラサフを買ってきて使用。
ボディーカラーは、武蔵ホルトをやめて、ジュリエッタの補修時と同じく、ソフト99にしました。
HOLTSは260mlで、ちょっと量が足りない。
soft99の方は300mlで1缶の量が少し多い。
まあ、価格もだいたい2,400円くらいと、HOLTSのMINIMIXよりも少し高いので、単価は同じくらいでしょうか。
実はsoft99のオーダーカラーもJMSやYHで調合&購入できることを知らなかった(ジュリエッタの時はネットでオーダーしたので送料が+640円掛かった)
ボディーカラーはボカシ剤塗布後、3回塗り。
クリアも適宜ボカシ剤を使用しながら3回塗り
乾燥後、生乾きの内に磨き作業。
目視では気がつかなかったんですが、写真で見ると結構塗装ムラがありますね。
ただ、それよりも、経年変化で色褪せてきたオリジナル部分との色味の違いの方が目立ちます。
左側が武蔵ホルト、右側がソフト99のオーダーカラーですが、両者の違いは分かりません。
左の方がプラサフにホワイトを使ってしまったため、これが隠蔽し切れていません。
塗料が足りないのと、めんどくさい(笑)ので、これ以上はもういいや!(爆)
これで、ぱっと見、ブルーとサビ色のコントラストが目立つようなレベルからは脱したと思うので、娘の練習用としては十分でしょう(^^;
やっぱり塗装は難しい....
【了】
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