|
R2の後方視界の悪さには定評があります。 ただでさえリアウインドウの面積が小さいのに加え、Cピラーが大きな面積を占めるため特に斜め後方の視界は最悪です。 これでは嫁がスーパーの駐車場等でバックから切り返して駐車するような場合、非常に 心配です....車が。(爆) そこで2008年4月29日、汎用のコーナーセンサーを取り付けました。 (1)通販で6,800円のものを入手しました。純正オプションは3万円以上するので、そんな物は予算から言って論外です。 取説は英語ですが、設置高と設置間隔が分かればいいので何とかなります。 (2)まずは接続テストです。 シガーライターソケットに繋いで動作チェックしました。 (3)リアバンパーパネルを外します。 6箇所のボルトと両端のクリップで留まっていますのでこれを外します。 勢いで両端のクリップを外してはいけません。 言わんこっちゃない。 二段式のクリップ(スクリベット)なのに気が付かず、無理矢理剥がそうとして接合部分のパーツを割ってしまいました。(^^; スクリベットは、中心のネジを緩めてから垂直に引っ張って外しましょう。(ToT) バンパー下部にも2箇所のアンカークリップがありますが、穿孔時の位置合わせが必要なので固定部を破損しないように気を付けつつ、このまま繋いでおくことにしました。 (4)穿孔は付属のドリルビットを使用します。 R2の場合、斜め後方に注意が必要なので、4個のセンサーの内、2個はバンパー側面側にセットします。 バンパーパネルと車体側にある程度隙間のある位置にします。場所によっては埋め込んだセンサーが車体側に当たってしまうので注意が必要です。 だいたい写真の×印の位置で大丈夫です。 穿孔しました。 電動ドリルは、穿孔時の摩擦熱で開口部が溶けてしまわない程度にゆっくり目にまわした方が良いです。 センサーをはめ込みました。 右側の同じ位置にも同様に穿孔します。 リア側にも2箇所センサーを埋め込みます。 全部で4箇所。 穿孔位置を決める際は最低設置間隔と、設置高範囲に注意する必要があります。 また、センサーの裏側は念のため絶縁テープを巻いて防水しました。 外見はこんな感じになります。 「穴開ける」と聞いて、最初嫁は不安そうな顔をしていましたが、仕上がりを見て納得してました。(笑) (5)次に、左右どちらかのテールレンズユニットを外して、バックランプの配線を確認します。 リアハッチ側(内側)にある2本のボルトと2本のアンカークリップで留まっているのでこれを外します。 センサーの電源用のプラス線とマイナス線をバックランプのそれぞれの線に接続端子で接続します。バックランプの白線がプラス、黒線がマイナスです。 (6)取り回しを調べるのが面倒なので、室内引き込みのために一箇所穴を開けます。 だいたいこの辺りに、最低12ミリくらいの大きさが必要ですので、振動ドリルがない場合は複数開けるなどして対処しなければならないかもしれません。 センサーの配線4本とバックランプからの電源線の計5本を通します。 こんな感じで通します。 センサーの配線は百均で買ってきた配線チューブを使ってこんな感じで持ってきました。 また、センサーの各線は、位置が分からなくならないようにタグを付けておきます。 (7)表示ユニットはルームミラー上に配置し、ルーフと各ウィンドウの際を這わしてCピラーまで持ってきます。 (8)内張りのパネルに開口するかどうか迷いましたが、結局、取り敢えず下のようにしました。 センサーのコントロールユニットはタップネジで固定しました。 後席のリクライニングレバーに近くなるので、使用していて不都合が出てきたらもう少し巧く隠してスッキリさせるつもりです。 (9)ブザー音がうるさ過ぎるので、表示ユニットを開けて中のスピーカー穴をテープで塞ぎました。 (10)エンジンを始動し、ブレーキを踏んだままリバースギアに入れてみました。 正常動作しました。 下は、最低距離0.6mの障害物が右リアか右リア側面のどちらかに存在するという警告を発している様子です。 あくまでも嫁のためです....嫁のため.....(と自分に言い聞かせる) [コーナーセンサーの交換(2020.08.10)]へ
|