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2020年05月30日。 勤務地である共和町での通勤用に自転車を買いました。 クロスバイクのBianchi Roma 2 Discで、サイズはシートチューブ50cm、タイヤサイズ700×28C、カラーはMatt CK16(艶消しのチェレステ)です。 今はどこもそうらしいですが、ビアンキの自転車も、レース用など一部の高価な車体を除いて、台湾で製造されています。 ロードバイクは当たり前に100万円超えがある世界で、割とリーズナブルな価格帯で提供されているのがクロスバイク。 希望小売価格124,300円のこのRoma 2、ビアンキのクロスバイクとしてはちょっとお高い方ですが、1年落ちの2019年モデルを87,000円ほどで通販にて入手しました。 まあ、札幌市内の店舗で入手するのは至難の業でしたから、素直に通販がベストですね。 タイヤに使用感はありましたが、それ以外は「新車と言われても疑わない」ようなコンディションでした。 これまで10年以上使っていた27インチのシティサイクルは、15,800円で購入した西友ブランドのもの。 上の写真も下の写真も、2010年4月にスキール音が鳴り始めた後輪のバンドブレーキをサーボブレーキに交換したときのもの。 この自転車を勤務地に持ち込もうかとも思ったのですが、コロナ禍で10万円の給付金が出るタイミングだったので「元々消費を促す目的の給付金だし....」とこれを利用しての新調を決意。 コンパクトカーでの運搬を考慮して、軽量なアルミフレーム製でかつ、ホイールがクイックリリース可能なクロスバイクを念頭に置いていたのですが、やはりというか....気持ちはイタリアンに傾く....(笑) ビアンキと言えば、現存する世界最古の自転車メーカーとして有名ですが、かつては自動車も造っていました。 日本にも輸入されていたアウトビアンキっていうメーカーをご存じの方もいらっしゃると思います。下の写真はAutobianchi A112 Abarth(wikiより)。 Bianchiの自動車部門として独立したAutobianchiは、途中からFiatの傘下になり、最終的にはそのまま消えてしまう運命だったのですが、そういう部分に奇しくも同じFiat傘下のAlfa Romeoとの運命性を感じてしまったわけです(^^; ま、アルファにアウトビアンキと同じように消えてもらっては困りますけどね(笑) もう一つこだわった物があります。それはディスクブレーキ。 Roma 2 には、SHIMANOのBR-MT200っていう油圧式のディスクブレーキが採用されています。 こだわった理由は至ってミーハーです(笑) まあ、オッサンのノスタルジックな憧れが根底にありますが、コミックを全巻まとめて買うのと違って、1台しか買わないけど、子供の頃買えなかった(買ってもらえなかった)ものを大人になってからリベンジするという意味では、"ちょっとひねくれた大人買い"みたいな感じでしょうか(笑) 僕が子供の頃のセミドロップハンドルのジュニア用スポーツサイクル(僕の地域ではサイクリング車とも呼ばれていました)は、スーパーカーブームも手伝って、その派手さはピークだった気がします。 今どきのクルマのシーケンシャルウインカーを45年も前に先取りしたかのような(笑)流れるフラッシャーランプや、空力上は意味を成さない(笑)リトラクタブルヘッドライト、トップチューブに配置された自動車を模したシフトレバー、そして、後輪にディスクブレーキを搭載したものまでありました! 決して裕福な家庭じゃなかったので、僕が買ってもらえたのはごく地味で低価格化が最優先と思われる造りの26インチの5段変速のサイクリング車(「すぐ背が伸びるんだから」と一番大きいサイズww)。 今で言うプライベートブランドの走りだったのか、小樽のサンバード長崎屋の自転車売り場で販売していたものでした。 もちろん上の写真のようなカッチョイイ〜電子フラッシャーなんて付いていませんでした(^^; しかもリアのスプロケがかなり小径で、坂の多い...というか坂しか無い(笑)小樽では、一番軽いギアでさえペダルが重くて、子供の脚力では超しんどかったのを今でもよく覚えています。 そんなこともあって、友達が乗っていた丸石、ミヤタ、ブリヂストン、ナショナルといった有名メーカーのフラッシャー付の自転車をよく羨ましがっていたものでした(^^; あれからン十年経ったわけですが、さすがに流れるウィンカーやリトラクタブルヘッドライトは欲しいとは思わなくなっていました(笑) ただ、ディスクブレーキには未だ憧れがあったんですよね。 写真はブリヂストン自転車のアストロG。(画像検索でヒットしたものを拝借) リアにディスクブレーキを搭載していました。 こちらは僕の少年時代よりも少し後の80年代初頭のミヤタ自転車 Super Sally Zeroのリアディスクブレーキ。 なんと油圧式ディスクブレーキです。(これも画像検索でヒットしたものを拝借) 分かっちゃあいますが、ディスクブレーキになったからと言っても、街乗りで大きなメリットがあるわけではありません。 個人的には見た目が素敵なのと(笑)、リムブレーキに比べて制動性能が天候に左右されにくいという事くらいでしょうかね。 でも、そもそも雨の日乗らないけど(爆) まあ、僕としては、付いているだけで大満足なわけです(笑) 更に、その他の仕様についても簡単に書き留めておこうと思います。 Roma 2のメカニカルコンポーネントには、ロードバイク用のShimano Soraが採用されています。 コンポーネントのグレードは、ロードバイクで括ってしまうと上を見たらキリが無いですが、Soraはビアンキのクロスバイクでは、Roma 2の上位車種Roma 1に採用されているTiagraに次ぐグレードとなっています。 つまり、エントリーグレード+アルファ....位のポジションでしょうか(笑) これはフロントディレイラー。2速です。 リアディレイラー。9速です。 タイヤは、台湾NO.1のタイヤメーカー、KENDAのKadence。 ホイールリムは中国のStarsというメーカーの J19SE というアルミリム。 ハブはFormulaという台湾メーカーの製品で、フロントがCL-1420、リアがCL-1422。 サドルは、イタリアのセラロイヤル(Selle Royal)のAsphaltが採用されています。 グリップは台湾メーカーT-oneのT-GP50Nというもの。 詳しくは知りませんけど、とても握り心地が良く、気に入っています。 純正?、と思われるスタンドが付属していました。 色は2019年のMatt CK16とは若干異なっているので、年代違いか社外品かのいずれかと思われます。 ペダルは付属していなかったので、三ヶ島製作所のFD-7を別途調達しました。 通販で3,755円。折りたたみ式です。 ステムは、ハンドルポストを嵩上げして高さを変更しました。 amazonで1,290円でした。 Romaシリーズは、ややロードバイク寄りに振ったクロスバイクなので、街乗り・通勤メインの僕には前傾がキツすぎて絶対腰を痛めると思ったので、自転車本体の注文と同時に別途この嵩上げパーツも注文しました。 約12cmほどステム、ハンドルの高さがアップしたので、かなり楽です。 まあ、見た目はかっこ悪いですけど(笑) ダイヤル式のワイヤーロック。これもamazonにて1,200円。 電池式のLEDが付いていて、夜間に意外と重宝します。 通勤時にカバンを括り付けようと、アルミ製の荷台を購入しましたが.... かっこ悪すぎる ┐(´д`)┌ 一度も使わずに取り外しました。お蔵入りです。(^^; 結局カバンは背中に背負っています(笑) LEDライト。USB充電式で、これもamazonにて2,088円。 すごく明るい。取り敢えず使っていますが、余り気に入ってない.... という事で、砲弾型の安いヤツを買ってきて、改造しようと計画中。 3LEDであまり明るくないのは別に良いんですが、乾電池式のため、これをLi-ion電池を使った充電タイプにできないかなと。 CAT EYE バーエンドミラーBM-45(1,082円) かなり小さいのですが、意外と見えます。 XOSS G+ GPSサイクリングコンピュータ(4,650円) GPS搭載でこの価格はすごい....と、意気込んで買ったのですが、通勤距離が短いためGPSを捉えたと思ったら勤務先に到着してしまいます(笑) 今のところ余り活躍していません(^^; パナレーサー エアポンプ BFP-PSAB1(1,675円) 自宅ではエアーコンプレッサーを使いますが、勤務地のアパートで空気入れが無いのは不安なので、フランス式対応のこれを買いました。 マッドガード。 ホーマックで2,500円程で買ってきました。 見栄えがよろしくないので、普段は取り外しています。 それを見越しての着脱式です。 アパートの和室で冬眠中の様子。 やっぱ、マッドガードかっこ悪い.... あと、盗難保険は入りました。 本体とパーツの合計が10万円を超えた場合のみ加入できる「すぽくる」に加入しました。 中古車なので、ギリギリ10万超えたんですよね(^^; 参考:ディスクブレーキの鳴き止め(Bianchi Roma2 Disk)
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