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2020年03月14日。 前週のバックカメラ交換に使用したKENWOOD CMOS-320と一緒に購入した、4.3インチのTFTモニターと中華製のカメラ。 モニターは1,600円で、カメラも2,000円ほど。 ジュリエッタは、クアドリフォリオヴェルデはフロントにセンサーが付いていますが、ウチのスポルティーバにはありません。 だけど、車高が低めのジュリエッタの場合、ショッピングセンターなんかの駐車場で頭から突っ込むと、車止め縁石にぶち当たる可能性もあって、結構気を遣います。 そこでフロントカメラを取り付ければ、前からの駐車にも安心できるんじゃないか?と考えたわけです。 ACC(MAR)に連動して常時表示されるタイプのフロントカメラになります。 今回、作業開始前に一番悩んだのが、エンジンルームと室内とのアクセス。 ネットで検索しても「ここだ!」というものを見つけられず、なんとなく「ここじゃないかな?」と思っていたのが下の写真の位置。 黒い円形のキャップのようなものは、プラスチック製です。 取り敢えず、ここに下穴用ドリルビットをブスッと刺してみました。 室内側。 ステアリングコラムの下、ブレーキペダルのやや左側に黒いプラスチック製のグロメットが有り、先ほどのドリルビットは、ここを貫通していました。 エンジンルーム側からは円形ですが室内側から見ると正方形です。 13.5mmのドリルビットで室内側から開口しました。 エンジンルーム側から見た開口部。 外径13mmの配線チューブ内に、カメラに付属の映像ケーブルと、自分で用意したACC電源用の0.5sqの線を収めて、エンジンルーム側から室内に引き込みます。 赤線がACC電源線で、黒線は予備で引いた0.5sqの線。 RCAプラグから出ている赤線はリバース信号線に繋ぐ線なので、今回は使用しません。 (写真では分かり難いですが、長さは15cm位しかありません) エンジンルーム側。 左が映像信号線、真ん中がACC電源用の線、右が予備の線。 上で室内に引き込んだRCA端子の反対側。黄色い映像信号のコネクタとACC+アース線。 黄色端子の映像信号線は4〜5m位有って、余裕で引いてこられるんですが、赤黒の電源+マイナスアース線は1m位しかないので、上の写真の通り、自分で追加しないと足りませんでした。 (勿論、黒のマイナスアースはエンジンルーム内で取れるので問題ありません) 配線チューブと絶縁テープで養生していきます。 映像信号線の余剰分はここで束ねました。 結構いい加減(笑) カメラはここに固定しました。 本来ならば盾型グリルの一番下がベストかと思いますが、ウチのジュリー(仮)はヘッドライトに連動してこんな感じになるので、夜間走行時の映像に影響が出そうなため、やめときました。 付属の両面テープで吊り下げ型で固定。この状態でデフォルトで正立映像です。 配線のアクセスはラジエーター右横にある10cm×5cm位の四角い穴から下まで持って行きました。 アースも近くで確保。 コネクタはハニカムグリルのところで繋いで、裏側にテープで巻いて固定しました。 結構いい加減にやってしまったけど、まあいいか(笑) 一応、ラジエーターには接触しないよう留意しています。 続いてモニターの方。 設置場所はここしかないかなぁ... という事で、コインストッカーを犠牲にします。 北海道では真冬に自宅で洗車はできないため、温水の出るコイン洗車場を利用するので、このコインストッカーは結構活躍していたんですけど、残念です(^^; 最近大活躍の百均ピックアップツール。 ナビ裏からコンソールのコインストッカーの位置まで突っ込み、4.3インチモニターのケーブルを引っ張り上げます。 無事引き上げ成功。 レーダー探知機用にナビ裏から分岐して運転席まで持ってきていたACC電源線。 (レーダー探知機はOBD2接続にしたため、結局この線は不要になった) この線にエレクトロタップで4.3インチモニターのACC電源線を繋ぎます。 ナビ裏のどれか近い所から確保しても良かったのですが、何せナビ裏は大渋滞(笑) 分かりやすいところに繋ぎました。 アース線はここに接続。ここも既に3本留めていたので結構大変。 配線チューブを使ってエンジンルームから引き込んだカメラの映像信号線は、逆にナビ裏まで持って行きます。 モニターの黄色いRCAプラグ(♀)に接続。白いRCAプラグは音声入力ではなく、これも映像入力のようです。 スイッチで切り替えてフロントとリアとか、2系統の表示が可能なのかもしれません。 赤いコネクタは先ほど確保したACCとアース線。 エンジンルームから引き込んだカメラのACCを繋ぎます。 事前にギボシ端子を取り付け済みですので、差し込むだけです。 カメラテスト。問題なし! 映像信号線はカメラテスト用にとりあえず繋いだ状態でしたが、テストOKでしたのでダッシュパネル裏を通します。 抜け防止で被覆します。 配線作業完了! で、この写真で気がついたこと.... 「クーラントがminラインを切ってる!」(汗) モニターの固定は、取り敢えずモニター上辺と空調パネル下部を強力両面テープで固定しました。 問題なければこのまま行きます。 運転中はかなりスピード感のある映像ですが、凝視すると映像に引き込まれてとても危ないので、嫁が運転している時に助手席で楽しんでます(笑)
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