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2022年6月26日。 以前から計画していつつも延び延びになっていた、ビルトインガレージのシャッターの塗装を実施しました。 我が家のビルトインガレージの方のシャッターは手動の三和シヤッター製でしたが、その後文化シヤッターが提供している後付け電動化キット「オートマン」によって電動化しています。 工事費込で20万円いかなかったはず(古い記憶を辿ると、製品が12万で工事費含めて15〜16万という感じだった気がします→確証無しw)。 電動開閉は20年経った今でもノートラブルで、現在も快調に動作していますが、スチール製という事もあって、シャッターそのものの老朽化が顕著になってきていました。 これは塗装作業完了直後の様子。 そしてこれは塗装前。 ぱっと見には、ちょっと古くなってきたな...くらいですが... 特に左側下部の錆が酷い。これはガイドレール部。 特に冬期に車体に着いた雪や氷が車庫内で融けて床に流れ出した水が、ホントに微妙な差なんでしょうけど、我が家の場合左側に集まってしまう傾向があって、こちら側ばかり激しく錆びています。 最下部の水切からスラットは5段目くらいまで内側の錆がかなり進行。 真ん中も結構やられています(ToT) 以前、ジンクプレートを応急処置的にさっと吹いていたのですが、そういうレベルじゃない感じです(笑) 外から見た様子。 右側のガイドレールはさほどダメージがない。 まず、錆の酷い箇所のケレン掛けを実施。 サンダーを取り付けたマルチツールで錆を落としました。 続いて外側。 高圧洗浄機で、ケレン掛けを兼ねた洗浄を行います。 シャッタースラット自体に目立った錆はないです。 が、塗装がボコボコしてきているので、水の力で吹き飛ばします。 こんな感じになりました。元々エンボス加工のテクスチャーパターンが入ったスラットなので、塗ってしまえば多少凸凹でも目立ちません(^^; エアーダスターで水分を飛ばし、乾燥させます。 塗装作業開始。 今回は、このペンキを使います。色は黒(光沢有)。 "サビ落とし不要"、"サビドメ剤配合"を信じ(笑)、シーラー無しで直接塗ります。 まあ、剥がれてきたらまた考えます(笑) マスキングテープを貼ったら、まずは一番下の水切り部分から塗り始めます。 基本的にローラー塗りがメインです。 次に内側のスラット部分とガイドレール部分。内側は刷毛塗り。 錆が酷い下側のみ塗りました。 マスキングを剥がして、内側は完成。 そして外側。 え?何故ブルーシートかって? 実は、初めのうちはスラット間のV型の窪み部分は刷毛で塗っていたのですが、時間が掛かり、かつ綺麗に塗れない事に気が付いたため、計画を変更して、スプレーガンを使う事にしたのです。 全部スプレーを使うと効率が悪いので、溝の部分だけスプレーを使って、平らな部分はローラーで塗る、という戦法で実施。スプレーガンのエアー圧は3kg/cm2程度に調整。 僕がスプレーガン担当、嫁がローラー担当。あっという間に完了! 塗料が余れば2回塗りするつもりでしたが、ちょっと足りそうもなかったので、今回は1回塗りで様子を見ます。問題なければこのままです(笑) スプレーガン、今回はカップが大きい吸い上げ式の方を使いました。 溝の部分を刷毛や筆で塗っていたら、数倍は時間が掛かっていました。 マスキングテープを剥がして完成です。 ジュリエッタを車検に出したタイミングで実施したので、シャッターの開閉がないため2〜3日乾燥に時間を掛けられます。油性なのでとっくの昔に乾いてますけどww 玄関風除室のサッシも黒なのでとてもイイ感じです。 実は、新築時から22年、ずっと黒にしたかったのです(^^; これはその証拠(笑) 22年前の新築時にハウスメーカーに提示した3Dマイホームデザイナーで作成したCG。 7月4日追記: ガイドレールの前後、スラットが接触する部分に取り付けられている「レール樹脂」と呼ばれる部品がありますが、これはスラットの昇降をスムーズにするための重要なパーツで、今回、この部分にかなりの範囲に渡って塗料が付着してしまっていて、これにスラットが引っ掛かってスムーズな昇降を邪魔していました。 左右のガイドレールの計4本のレール樹脂に付着した塗料を、うすめ液できれいに取り去ったら、昇降時の不具合は無事解消されました。 今回使った塗料は特に下塗り(シーラー/プライマー)なしでも定着力を発揮出来るように、やや滑りにくい仕上がりとなる(ただし光沢があり水は弾く)傾向なので、なおさら注意が必要だったみたいです。ちょっとここ、舐めてかかってました(笑)
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