640diary... Update:2021.05.28


ジュリエッタ - インナードアハンドルの交換再び(助手席編)

1.Jul/2020 運転席編 
2.May/2021 助手席編 


2021年0522日。
最近、家イジリばかりで車イジリしてなかったので、ジュリー(仮)がすねてしまったみたいです(笑)
20207月に続き、今度は助手席のドアハンドルが折れました(^^;

一見分かりませんが....


間近で見ると分かります。


という事で交換します。

インナー・ドアパネルを外します。
おさらいの意味で、順を追って写真を撮っていきました。

まずはドアハンドル奥にあるキャップを外し、中に見えるキャップボルトを外します。

ドアアームレストのサイドパネルを内装剥がし等を使って外し、2箇所のキャップボルトを外します。


インナー・ドアパネル後ろ側にあるプラスねじを外します。


カーテシーランプ横にあるプラスねじを外します。


ツイーターカバーを外します。ここは8箇所のクリップで留まっています。
ウチの場合はツイーターをカバー側に固定しているので、スピーカーケーブルの端子もここで外します。


ドアミラー裏のカバーは、2箇所のクリップで留まっているだけです。


写真右側に見える白いクリップ、初めて外す人は結構キツいと思います。
ウチのは何度もやってる内に緩くなっちゃった(笑)


後は下半分に留まっているクリップを内装剥がしを使ってパラパラと外していき、上方に持ち上げるとインナー・ドアパネルが外せます。


完全に分離するため、ドアハンドルに繋がっているワイヤーを外します。
白い外れ止めのストッパーが外しにくい。


下側がヒンジになっていて、上がロック側なのですが、今回、内装剥がしのリムーバーを使ってみたら、意外にあっさり外れました(^^;


次にパワーウィンドウのコネクター。


キーをつまみながら引き抜くと外れます。運転席側よりもシンプル。


最後にカーテシーランプと、更にウチの場合はミッドウーファーのケーブルを外せば、完全に分離できます。


続いて折損したドアハンドルの分離・摘出作業。


3箇所の溶着部をノミ等でグリグリして分離します。



こんなもんだろう、多分....(^^;


ドアパネルをひっくり返してドアハンドルを引っ張り出します。


内装剥がし等でこじりながら少しずつ。


摘出成功。


破損箇所は、運転席側の時とほぼ同じ。
シャフト挿入部兼下側の支点部分でパックリ割れています。


今回もassyごと交換します。
調達価格が前回の半額以下の4,370円なので、時間費やして補強・修繕するよりも幸せになれると判断しました(笑)


ただ今回のパーツ、社外品なのは同じですが、前回とは明らかに別物。
良い方に違うのなら何も文句有りませんが....
下が新しい方ですが、素材が弾性の低そうなツヤのないプラスチックです。


無理に曲げようとするとパキンと割れそうな危うさが漂っています。
まあ。しょうがないです。これに交換します。


前回も書いたのですが、僕は、ドアハンドルが折れる根本的な要因は設計ミスだと考えています。

ジュリエッタのドアハンドルは、ドアヒンジの重要パーツであるシャフトをハンドルの下側から挿入するようになっていて、ハンドル上側の支点と、この挿入部を兼ねた下側の支点によってシャフトを支持する構造になっています。

ただ、上側の支点に十分な挿し込み部分がない(1mmあるかないかくらい)事と、加えて下側の支点が開放端のため、ハンドル側の両支点やバネ等と、シャフトとの間の摩擦力が十分じゃないと、何度も開閉動作を行う内にシャフトが徐々にずり落ちてきて上側の支点から外れてしまう。

このため、2点支持で保っていた強度が下側1点支持(或いはそれと同然の状態)となるため、強度が足りなくなって下側の支点部分で破断する....と想像しています。

対策品が出ているのかどうかは分かりませんが、少なくとも今回のパーツはそうじゃないっぽいので、自分の仮説が正しいと仮定して、下の挿入穴をアルミテープで塞ぎました。
逆にこれでまた折れたら、僕の仮説が間違っているという証明になります(笑)



ドアハンドルを挿入します。
前回と同様、引っ掛かりそうな先端のフランジ部分をカットしました。


これも短くしました。


まだ入っていかない。
明らかに、素材自体が硬く「多少の曲げも許さんぞ」みたいな? ┐(´-`)┌


更にカット。


こっちもカット。穴が穴じゃなくなった(笑)


何とか入った!


今回もタッピングビスで固定。左から10mm,16mm,10mm


動作は問題なし。


外す時に、ミッドウーファーの平型端子が抜けてしまったので修復。


ミッドウーファーの端子を繋ぐ。


パワーウィンドウのコネクタ。


ドアハンドルのワイヤー。


インナー・ドアパネル復元。



今回のパーツには、目隠し用のキャップが付属していなかったので、純正のものを流用。

しかし....なんだこれは!

サイズも質感も収まりもダメダメですね。ガタついてます。


せめて同じ素材のキャップも付属していれば大分違ったのですが.....


今回のチョイスは失敗でした。でも我慢します。

同時期に拙Webを見てメールをくれた方から頂いた情報では、amazonで購入した3,968円(2021.5.27現在)の中国発送品は、それほど悪いものじゃなかったそうです。ただ、届くまでは2〜3週間かかるので急ぐ場合は注意が必要です。

因みに僕が購入した4,370円のものはヤフオクです。

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