|
■7.フロントツイーターリング製作リベンジ編■ 2020年10月31日。 前回、悔しさをにじませながら断念した、フロントドアスピーカーのツイーターのアルミリング製作に再挑戦しました。 リベンジです(笑)。 これは作業完了後の写真。 今回納得のいく形にできたのは、amazonにて2,280円の鉄工用のホールソーセットを入手し、これを使用したため。 38mm〜75mmまで6個セットで、それでこの価格なら、サイズが合えば金工用の自由錐を買うよりも安上がり。 早速ボール盤に75mmを装着し、アルミ板を開口。 今回は思い切って3mmのアルミ板にしました。100×300mmで640円。 トルクが小さい我が家のボール盤では、強く押しつけると止まってしまうので結構時間が掛かりましたが、無事穴抜きできました。(アルミ材なので無注油でも行けます) 続いて2個目。 外形の切り抜きを完了。 中心の穴を10mmに拡げます。 木工旋盤にセットします。 バイトで外径67mm位まで削りつつ、ラウンド状に面取りします。 #400のサンドペーパーでヘアライン風加工。こんなもんかな。 厚さを3mmにして正解でした。明確に曲面状の面取ができたので、かなり見た目の質感が向上しました。 結構な量の削り粉。 2枚とも切削と面取を完了。 写真の右側にチラッと見える銀色のリングは、先週実行したけど失敗した、ラッピングで施工したリングの残骸。 35年来の行きつけの床屋の店長(The Beetle乗り)から「ラッピングでできないの?」とヒントをもらって、3Dプリンタで出力したABS素材のリングに貼り込んでみましたが、径が小さすぎて"シワ無し・継目無しの仕上がり"は不器用な僕には無理でした(^^; それで嫁に購入の許しを得て(笑)、ホールソーを使う作戦に出たのですが、どうやら正解だったようです。 ラッピングシートについては、別の場所で使用することにしました。 そして、ミッドウーファーの時グダグダになった中抜き作業(^^;。 今回は55mmのホールソーを使って実施。 無事中抜きできました。 ベルトディスクサンダーでバリを取って、リングの完成! 苦節4週間(笑)、ようやく満足のいく仕上がりのリングができました。 ただ、フロントドアスピーカー編でも触れていましたが、厚さ3mmのリングでは、ツイーター本体がインナードアパネル側に干渉してしまうため、切り取り加工が必要になりました。 で、干渉する下側部分をジグソーで切り取りました。 が、実はこの時、微妙に失敗しています。カバーを固定しているクリップの受けの部分を切り欠いてしまっていたのです。 不安を抱えながら取り敢えず作業続行。 次はツイーター本体の固定です。 確実に固定するため、ビスを使うことにしました。それで、内部に影響がないかを確かめるため、裏蓋を外してチェック。 問題なさそうだったので、長さ10mmのビスで3方向から固定します。 ツイーターを合体させたカバーをインナードアパネルに戻します。 助手席側完成。 続いて運転席側。 助手席側と同様にインナー・ドアパネルをジグソーで切り欠いて、ツイーター本体が干渉しないようにしておきます。 本体も同様にカバー裏からビスで3点留め。 イイ感じにはまりました。 カバーをインナー・ドアパネルに戻して運転席側も完成。 やはりリアルメタルをリングの材料に使って正解でした。印象が全然変わります。 が、ページの上の方で書きましたが、クリップがはまる部分を一部切り欠いてしまったことで、カバーが浮き上がってきてしまうという事態に見舞われました。 原因は、クリップ部のアンカー力が弱まってしまったことに加え、微妙なアンジュレーションが付いているカバーに対し、フラット形状のアルミリングを密着させるよう、裏からビスで固定する際にカバーをアルミリングの方に合わせて若干変形させながら固定したことが影響していると思われます。 で、上からビス1本打って固定しました(笑) 目立たないので全然オッケーです(笑) やっと満足のいくツイーターリングにすることができました。 外部パワーアンプ接点不良修復編へ
|