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2020年11月08日。 ダッシュパネルにレザーを貼りました。 3年越しの作業になってしまいました(笑) これは施工後。 元々はこんな感じ。 中期モデル以降のダッシュパネルは、コストダウンが進んだせいでかなり安っぽい素材に変更されています。 スプリントのカラードパネルの方がずっとイイ感じです。 実は2017年8月、ジュリー(仮)購入早々に、本革張りにしようと、札幌の洋裁専門店「カナリヤ」で牛革を買ってきて巻こうとしたのです。 一番薄いものを選んできました。 パネルのサイズに合わせてカットします。 で、いざ巻いてみようとしたところ....厚すぎて絶対無理!(^^; この革を自分で鞣してもっと薄くする根性は無く、本革は断念しました。 それから1年後の2018年7月。 諦め切れずに思いついたのが「薄手のフェイクレザーで巻いてやろう」。 そこで購入したのが「貼るレザー」っていうシールタイプのPVC合成皮革で、サイズは1,350×440×0.8mmで価格はamazonにて当時2,200円ほど。 そして更に2年以上経った今年の11月。ようやく実施しました(^^; 貼るレザーをパネルに合わせてカットしました。 裏から大まかに縁のラインを書いておきます。 同時に、キャラクターラインのところでステッチを入れたいので、自在定規で型どりしてラインを入れます。 キャラクターラインのところで分離します。 分離した上側の方はステッチを入れるので折り返します。 洋裁をやる嫁に赤のステッチを入れてもらいます。 庭の冬囲い作業を中断してやってもらったのでツナギを着てます(笑) ちなみにミシン用のテーブルはDIYでの製作です。 ステッチが入りました。 黒レザーに赤のステッチは、勿論ステアリングとシフトブーツに合わせてのことです。 下側の方を貼っていきます。 そしてステッチの入った上側を貼っていきます。 2DINナビとフォグランプスイッチの部分を切り抜きます。 アクセントとして一番目立たせたいこの部分はほぼ思惑通りでしたが、重なっている部分の下側の縁が結構目に付くのが想定外。 ステッチ裏の折り返し部は両面テープで固定する予定でしたが、このまま立体感を強調した状態で少し浮かせておくかどうかでちょっと考え中。 難儀したのはフォグランプスイッチの部分。 ヤスリで少し削りましたが、それでもスイッチボックス本体が入っていかない.... スイッチボックス本体側も削ってみたのですが、怖くてあまり思い切って削れない.... 取り敢えずできましたが.... 満足度は70%くらいでしょうか。 フェイクレザーの割に質感は上々ですが、所詮はフェイクレザーですので、耐久性には不安が残ります。 一番ダメダメなのは開口部分がキツくてうまく収まっていない点。 スイッチボックス本体だけでなく、ナビの開口部もステッチ部は収まり切れていません。 いずれもパネルに上から被せる形なら良かったのですが、逆なので綺麗に仕上がっていません。 開口部の縁(へり)を削るといった思い切った加工をするには、やはり中古のダッシュパネルを入手して、オリジナル状態を担保しておかないとダメですね(^^; ぱっと見はまだマシなんですが、細部がダメダメなので改良が必要です。 また何年か間が開くかも知れませんが(爆) 一番怖いのは見慣れてしまうこと(笑) 今回は被せでシングルステッチにしたのですが、本当は突き合わせのダブルステッチにしたかったんですよね。 次回実施する時(すればですがww)は、ダブルステッチにしたいと思います。
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