640diary... Update:2020.09.30


ジュリエッタ - スピーカーのグレードアップ(5)

1.準備編(選択・調達と動作確認)
2.フロントドアスピーカー編1(パネル造作等)
3.フロントドアスピーカー編2(配線作業等)
4.配線と外部パワーアンプ取付け編
5.サブウーファー編(エンクロージャー製作)
6.リアドアスピーカー2WAY化編
7.フロントツイーターリング製作リベンジ編
8.外部パワーアンプ接点不良修復編


5.サブウーファー編(エンクロージャー製作)■

2020年0926日。
サブウーファーのスピーカーボックス(エンクロージャー)を製作。
これは完成したスピーカーボックス。

今回、PIONEER市販のスピーカーボックスを参考にさせてもらいました。
特に、下に向ければフラットな天板となって物を置ける点なんか、なるほど〜と思いました。


そしてこれは図面(画像クリックでpdfを開けます)。


材料は、インナーバッフル同様、今年の1月に実施したキッチンのリフォームの際、対面カウンターの面材を框扉にリメイクした時に余った、MDF材(インナーバッフルの方はMDFよりランクの落ちるパーティクルボード)を使います。


図面の加工図通りに墨線を引きます。スライド蝶番のザグリ穴は避けます。


スライドソーでカットしていきます。


カットが終わったら、鏡面仕上げのフィルムを剥がします。
これはペロンと剥がれます。


白い樹脂製表皮は接着剤でくっついているので、そのまま自動カンナに通して削り取ってしまいます。


こんな感じで組み上がる予定です。


ボール盤で側面パネルにスピーカーターミナル用の穴を開けているところ。


前面パネル。性懲りもなく、アルミ板の時と同様にこの治具を使ってみたけど、木工用の幅の狭いブレードでも内外にズレてしまう....


両方向から攻めたらこんな誤差が....


結局手持ちで適宜すり付けました(爆)
まあ、見えない所だし(もはや口癖?ww)


が、ターミナルが干渉して入らない!


トリマーテーブルにストレートビットを取り付け、少しだけ溝を入れた。


トリマーついでに、背板兼天板のエッジをトリミング。


ビットはボーズ面9.5Rを使用。



ジグソーベルトディスクサンダーマイクロベルトサンダーを使って側面パネルの前面の形状を整えました。


クランプで押さえます。


厚さ15mmの板材のみの組み合わせのため、オールビス止めはちょっと厳しいので、エアネイラーで固定します。


それでもこういうリスクはあります(^^;


背板兼天板は裏から端材を当ててビス止めします。


前面パネル(前板)にサブウーファーユニットをはめてみます。


今度はちゃんと収まりました。


これは買って大失敗でした。
パッケージに厚さ10〜30mmと書いてあるのに、1ブロック30mmボロっと取れてしまいます。
自分のイメージしたのは、1ブロック毎に10mm凹ませて、規則正しい凹凸パターンの吸音材として使えるんじゃないかな...だったのですが、全く期待外れ。


税込2千円近くしたので、もったいないので使います ┐(´-`)┌
タダでさえ省スペース優先で小さい筐体なのに、殆どエンクロージャーの容積を削る役目しか果たしてない?(笑)
7リットルの容積がほぼゼロになってる気がしますww


取り敢えず、形にしちゃいます。



前板は取り外しできるように4点でビス止めにしました。

塗装前に組み上げて、鳴らしてみます。


本当は3Dプリンタでダクトを印刷したのですが、径を間違えてしまったみたいで、スカスカだったので使えませんでした(笑)


取り敢えず鳴らしてみると....悪くない(笑)
かなり適当な割に....悪くない(^^; ダクト無しで良いかな(笑)


下に向けても低音はちゃんと響いてました。
写真は作業場でのものですが、ラゲッジルームで繋いでテストしてますよ(笑)


当面これを塗装して使ってみることにしました。



927日。塗装を開始。


何色にしようか悩んだのですが、結局無難で目立たないつや消し黒に決定。


塗料が乾いたので、サブウーファーユニットとターミナルを固定します。


完成です。


つや消し黒で正解だったかな。


立てても寝かせてもスペース的にはあまり変わりませんかね(笑)



リアドアスピーカー2WAY化編へつづく


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