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■5.サブウーファー編(エンクロージャー製作)■ 2020年09月26日。 サブウーファーのスピーカーボックス(エンクロージャー)を製作。 これは完成したスピーカーボックス。 今回、PIONEERの市販のスピーカーボックスを参考にさせてもらいました。 特に、下に向ければフラットな天板となって物を置ける点なんか、なるほど〜と思いました。 そしてこれは図面(画像クリックでpdfを開けます)。 材料は、インナーバッフル同様、今年の1月に実施したキッチンのリフォームの際、対面カウンターの面材を框扉にリメイクした時に余った、MDF材(インナーバッフルの方はMDFよりランクの落ちるパーティクルボード)を使います。 図面の加工図通りに墨線を引きます。スライド蝶番のザグリ穴は避けます。 スライドソーでカットしていきます。 カットが終わったら、鏡面仕上げのフィルムを剥がします。 これはペロンと剥がれます。 白い樹脂製表皮は接着剤でくっついているので、そのまま自動カンナに通して削り取ってしまいます。 こんな感じで組み上がる予定です。 ボール盤で側面パネルにスピーカーターミナル用の穴を開けているところ。 前面パネル。性懲りもなく、アルミ板の時と同様にこの治具を使ってみたけど、木工用の幅の狭いブレードでも内外にズレてしまう.... 両方向から攻めたらこんな誤差が.... 結局手持ちで適宜すり付けました(爆) まあ、見えない所だし(もはや口癖?ww) が、ターミナルが干渉して入らない! トリマーテーブルにストレートビットを取り付け、少しだけ溝を入れた。 トリマーついでに、背板兼天板のエッジをトリミング。 ビットはボーズ面9.5Rを使用。 ジグソー、ベルトディスクサンダー、マイクロベルトサンダーを使って側面パネルの前面の形状を整えました。 クランプで押さえます。 厚さ15mmの板材のみの組み合わせのため、オールビス止めはちょっと厳しいので、エアネイラーで固定します。 それでもこういうリスクはあります(^^; 背板兼天板は裏から端材を当ててビス止めします。 前面パネル(前板)にサブウーファーユニットをはめてみます。 今度はちゃんと収まりました。 これは買って大失敗でした。 パッケージに厚さ10〜30mmと書いてあるのに、1ブロック30mmボロっと取れてしまいます。 自分のイメージしたのは、1ブロック毎に10mm凹ませて、規則正しい凹凸パターンの吸音材として使えるんじゃないかな...だったのですが、全く期待外れ。 税込2千円近くしたので、もったいないので使います ┐(´-`)┌ タダでさえ省スペース優先で小さい筐体なのに、殆どエンクロージャーの容積を削る役目しか果たしてない?(笑) 7リットルの容積がほぼゼロになってる気がしますww 取り敢えず、形にしちゃいます。 前板は取り外しできるように4点でビス止めにしました。 塗装前に組み上げて、鳴らしてみます。 本当は3Dプリンタでダクトを印刷したのですが、径を間違えてしまったみたいで、スカスカだったので使えませんでした(笑) 取り敢えず鳴らしてみると....悪くない(笑) かなり適当な割に....悪くない(^^; ダクト無しで良いかな(笑) 下に向けても低音はちゃんと響いてました。 写真は作業場でのものですが、ラゲッジルームで繋いでテストしてますよ(笑) 当面これを塗装して使ってみることにしました。 9月27日。塗装を開始。 何色にしようか悩んだのですが、結局無難で目立たないつや消し黒に決定。 塗料が乾いたので、サブウーファーユニットとターミナルを固定します。 完成です。 つや消し黒で正解だったかな。 立てても寝かせてもスペース的にはあまり変わりませんかね(笑) リアドアスピーカー2WAY化編へつづく
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