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■3.フロントドアスピーカー編(配線作業等)■ 2020年09月23日。 アルミパネルは、見える部分は面取りし、前方側はボルト留めしてインナー・ドアパネルに固定します。 インナーバッフルにも短いビスを2本打って仮止めします。 スピーカーリングの裏側には厚さ5mmのクッションラバーを貼ります。 後ろ側はインナーバッフルに緩衝材で土台を作って段差を埋め、ビス止め+両面テープで固定。 スピーカーリングの上にスピーカーユニットとグリルのフレームを重ね、ビスで固定します。リング裏に貼ったクッションラバーが、密着部と浮き気味の所の隙間をイイ感じで調整してくれます。 グリルのネットを装着します。 ボルト部分はステンレスキャップをはめ込み、アルミ製のロゴ(これは付属の方ではなくネットで調達した物)を貼ればミッドウーファー部はほぼ完成。 裏側には百均の防水クッションテープを巻きました。 サービスホールパネル側とインナー・ドアパネルとの隙間を埋める目的でしたが、ちょっと硬めで、これが原因でドアパネルがはまらなかったため、程なく撤去しました(笑) ツイーターの固定はこんな感じも考えたのですが、スペースが足りずボツ。 後の方にも書きますが、スピーカーリングが暫定的な運用なので、まだ固定方法を決めていません。 取り敢えず、収まりを見るためクッションラバーを巻きました。 実は、これくらい浮かさないと、インナー・ドアパネル側に干渉してしまうのです。 まあ、素直にパネル側を切り取り加工しても良いんですがね...(笑) 助手席インナー・ドアパネル側の作業は概ね終了。 デッドニングはしない、と言いましたが.... これぐらいは面倒くさくないので(爆) 一応、スピーカーの真後ろは吸音材としてスポンジマットを入れます。 ただ、ウィンドウガラスの干渉は無いと考えていたのですが、後で触れますが、運転席側の施工時に念のため確認したら、ギリギリセーフな感じでした(笑) 純正スピーカーをテンプレートにして、3箇所の固定穴をマーキングします。 百均の隙間テープを貼りました。かなり適当(爆) M5のボルトナットでインナーバッフルを固定します。 インナーバッフルの厚さが20mmあるので、タッピングビスよりも確実かなと。 理想はUナットやナイロンナットなどの緩み止めナットを使った方が良いですけどね。 あと、サービスホール内にナットやビスを落とすと回収に苦労します。 僕は、リベットを壊す時に破片を1個落下させて回収できませんでした(^^; インナー・ドアパネルをはめ込んでみてチェックします。 結果、上で書いた防水クッションテープは撤去し、2段貼りしていた隙間テープも1段にしました。 結構ピッチピチです(笑) 収まりチェック完了。 次は配線です。 助手席側のスピーカーケーブルは紫橙と紫黒。+/-を間違えちゃいけないですが、どう考えても紫橙が+、紫黒が-でしょう(笑) で、サービスホールから出てきてすぐに、ツイーターとミッドウーファーの2系統に分岐しています。 分岐前の根元でちょん切りました。 平型端子のメスを付けました。 予めケーブルを繋いで平型端子を付けておいたクロスオーバーネットワークのIN側に接続します。 ミッドウーファーはクロスオーバーネットワークのウーファー端子と接続します。 クロスオーバーネットワーク本体はインナーバッフルの上に強力両面テープで固定。 ツイーターもクロスオーバーネットワークからのケーブルを接続。 助手席側の配線完了! 9月24日。続いて運転席側。 作業は助手席側とほぼ同じですので、必要に応じてコメントを入れていきます。 運転席側のスピーカーケーブルの色は黄色と黄黒です。 助手席側との違いは色だけではなく、黄色の+線が初めから2系統に分かれていて、方や黄黒の-線はグロメットから1本だけ出てきて、ここで分岐している点。 よく分からないけど、ミッドウーファー側に行っている黄色の+線と黄黒の-線の根元をカットして、これを使う事にしました。 平型端子を付けておきます。 助手席側でも書いていた、ウィンドウガラスの干渉の問題。 僕は、はじめ、後ろに見える斜めに入っている補強材の上までしか下ろしたウィンドウガラスは来ないと思っていたんですが、実際には写真のような下り方でした。 で、検証した結果、ギリギリガラスと外板の隙間にt=3cmのスポンジマットが収まることが判明。つまり、スピーカーの真後ろをデッドニングする場合は、厚さは3cmくらいまででしょうかね。 助手席側の配線作業の流れで、運転席側は逆に配線関係からやっつけました。 アルミパネルの取り付け。 加工は助手席の作業時に一緒に終えているので取り付け作業がメインです。 2度目ともなると手順も慣れてきました(笑) ミッドウーファー終了。 ツイーターのスピーカーリングは、アルミ板の加工を今回は断念したため、暫定的に3Dプリンタで印刷した物を取り付けることに。 今後は金工用の自在錐をGETするか、既製品で合う径の"何か"を探すつもりです。 インナー・ドアパネルを戻します。 次は、ネットを別の色に塗装します。 スピーカーグリル(ネット)は、ネットの方をヤスリ掛けして塗装を剥ぎます。 これに「メッキ調スプレー(クローム)」をスプレーし、更にクリアを吹きます。 もちろん本物のメッキにはほど遠いのは知っていたのですが、イメージとはかなり違っていました。 正直、もうちょっと光沢があってもう少し暗いトーンを想像していました。 これじゃあ、ただのシルバーだ.... 大昔、これと類似したものに「メッキみたい」という名前の商品があって、使用後、当時ものすごくがっかりした記憶は残っていたのですが「さすがに何十年も経って、進歩してるだろう」....と考えた僕の考えが甘かったみたいです(^^; ツイーターのスピーカーリングは3Dプリンタで出力したものを同じスプレーで着色。 素材はABSですが、これもイメージ通りではない... やはり、既成の素材を探すか、後日アルミ加工に再挑戦します。 取り敢えず、フロントドアスピーカー、完成とします。 ツイーター。 ミッドウーファー。 ネットの色は塗り替える可能性大です(^^; 肝心の音ですが、全然違います。 特にツイーターの性能の違いがかなり分かりやすいです。 生き生きした高音部と、中低音に徹するミッドウーファーとのメリハリが際立って、非常に満足度の高いサウンドになっています。 外部パワーアンプを経由させるよう変更しているとはいえ、スピーカーユニット自体は1万円です。 こんなに変わるのなら、コスパ高しです。 更に、別ページで後述するサブウーファーによる重低音の上乗せも結構効いています。 配線と外部パワーアンプ取付け編へつづく
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