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2020年10月17日。 5年経過、実働3年のバッテリーを交換しました。 簡単に言えばこれで終わりなんですが、今回、生まれてこの方経験したことの無い挙動を示して、かなり焦りました(^^; 9月24日、エンジンを始動しようとキーを捻ってもセルは回らず、カチカチッというリレーらしき音と共にヘッドライトが点滅、マルチファンクションディスプレイが以下のような表示を繰り返すように.... 1.タイヤ空気圧モニター無効の警告 2.パワステの警告 3.DST(ステアリング操作の補助機能)無効表示 4.ESC無効の警告 5.ヒルホールドシステム無効の警告 上記の警告表示がループ表示され、始動不能。 しかもキーを捻るとヘッドライトの点滅.... かなり焦りました。何せ、クルマでこんな挙動は初めてだったので.... 「ディーラー入院確定か?でも車庫から動けないって事はレッカー?マジで大ごと?」 と頭の中がグルグル.... で、ディーラーさんに連絡する前に、まずは主治医にメールで相談。 取り敢えず翌日電装屋さんに聞いてみる、という事になっていたのですが、その前に自分でもネットで調べてみることに。 すると「ドイツ車にはバッテリー容量が不足するとライトが点滅するものがある」という書き込みを見つけ、もしかして欧州車はそうなのか?...と。 それで、リチウムイオンバッテリーを繋いで始動を試みましたが変化は無し(ToT) ただ、ダメ元で夏季は取り外している除雪機のバッテリーでジャンプを試みると、始動とまでは行かないまでも、セルを回そうとする仕草が現れて、これはやはりバッテリーなのかも知れないぞ....という事で、一晩充電してみることにしました。 使用頻度は多くはないのですが「どうせ買うなら」とISS&AGM対応のチャージャーを買っておいて良かった。 充電開始時のインジケーターの表示は60%となっていたので「バッテリーあがり」の疑念が確信に変わりました。 で、翌朝無事始動!(^^; 警告表示は何事も無かったように消え、アイドリングストップが動作するくらいまで回復。 根本的な原因は、バッテリーの寿命が近づいているということですが、うかつだったのは、ちょうどこの時、スピーカーのグレードアップ作業をしていて、車庫内でエンジンを始動させずにオーディオテストを何度も行っていた事です。 ただ、決して鳴らしっ放しにしていたわけではなく、時々シャッターを開けてエンジンを始動させて行うなど、バッテリーあがりも気にしながらの作業だったのですが、予想以上にバッテリーそのものが弱っていたという事ですね。 で、9月25日、amazonにて19,500円にてバッテリーを購入(^^; 購入したのは、VARTA 570-901-076 E39。 シルバーダイナミックシリーズのAGMバッテリーです。 OEM供給先のBOSCHの方が若干価格が高いので本家のVARTAの方にしました。 また、570-901-076は2種類あって、E39はドイツ製、LN3は韓国製です。 容量は純正よりも1ランク上げて70Ahにしました。 これは外部パワーアンプを追加したことと、北海道の冬期のバッテリー酷使に対する余裕を考慮しました。 初期充電したら数分で完了したので、出荷時点でフル充電状態だったと思われます。 届いてから直ぐに交換すれば良かったのですが、充電後、割と調子が良かったのと、家のリフォームやスピーカー関係の方もあって、交換をサボっていたら、嫁がとばっちりを食いました(^^; 10月14日の夜に西友の駐車場で始動できなくなったと、地方のアパートに滞在中の僕にskypeで連絡がありました。 聞けばヘッドライトがカチカチ点滅するという事から、またバッテリーあがりと断定。 前回、力及ばず始動できなかったリチウムイオンのポータブルバッテリー、再び登場。 今回も無理かなと諦め気味だったのですが、なんと、一発始動!嫁&娘、無事帰宅! 恐らくバッテリーの消耗具合が、セルがギリギリ回らないレベルであれば始動できるようです。 積んでおく意味ないかなと思っていたのですが、引き続きラゲッジルームに積んでおくことになりました。 ただ、この時、嫁がバッテリーの電極カバーを紛失 ┐(´-`)┌ 今どきのクルマの特徴なのか、素振りも見せずバッテリーがあがるので、さすがに怖いです(+_+) その反面、バッテリーがあがって始動できなくなってからのリアクションが大袈裟すぎて、すっかり騙されてしまいました(^^; 恐ろしい警告をいくつも表示する余裕が有るなら「Battery Check!」とだけ表示してくれればいいのに。 ヘッドライトの点滅も、ただビビるだけですって!(笑) という事で、10月17日、交換作業を実施。 嫁が電極カバーをなくしたので、カバーを外す手間が省けました(爆) バッテリー本体を外すには、前側のこのナット(対辺13mm)を外します。 次に後ろ側のこのナット(対辺10mm)を外します。 あれ?このナット関係あったかな? 前側のナットを外せば固定ベルトが緩むので、特に外す必要ないかも(笑) プラス側の電極はこのナット(対辺10mm)を緩めます。 マイナス側の電極はこのナット(対辺10mm)を緩めます。 位置を確認したところで、バックアップ用の電源を繋ぎます。 自分は除雪機で使っている軽自動車用のバッテリーを繋ぎました。 はじめ、前出のポータブルバッテリーを使おうと思ったのですが、ウチのヤツって、カーバッテリーから端子を外すとエラーとなって給電されない仕様(電流が検出されない場合、逆接続防止回路が作動してしまうらしい)のようで、メモリバックアップ用には使えそうもないので、素直に鉛蓄電池を使う事に(メモリーバックアップ用のツールを持ってないので)。 ブースターケーブルをそれぞれのターミナルに繋ぎます。 電極のナットを緩めて外します。 バックアップ用のケーブルが途中で外れたら意味ないので慎重に。 ターミナルが外れました。 マイナスアース線が1本外れてますが、これはパワーアンプのマイナス側バッ直線なので大丈夫。作業の邪魔だったので敢えて外しました。 前側のナットを外して、固定ベルトを外します。 配線のホルダーが一体化になっているので、このホルダーに取り付けられている配線はクリップを外して分離します。 純正の60Ahのバッテリーを取り出しました。 車体側のマウントの右側にプラスチック製のスペーサーが取り付けられているので、これを外します。 2箇所の爪で留まっているだけなので簡単に外れます。 これで幅27cmの70Ahのバッテリーが収まります。 VARTAの新しいバッテリーをセットし、プラス側のターミナルを繋ぎます。 マイナス側....ウォッシャー液の給水口が干渉して元の位置に嵌められない.... しょうがないのでこの角度のまま固定します。 まあ、大勢に影響ないので(笑) 配線をホルダーに戻し、前側のナットを締めて、固定ベルトでバッテリー本体を固定すれば作業完了。 後ろ側のナットも締めます。 でも、やっぱりこのナット、外さなくて良かったみたい(笑) 所要時間は30分くらいでしょうかね。 なくした電極カバー、どうしようかな.... LN3は一応アジア向けらしいのですが、個人的には本国ドイツ製(E39)の方が良いかな。 エンジンを始動。メモリの保持は無事成功しました。 良かったのか悪かったのか、アイドリングストップが100%動作します(笑)
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