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2023年5月4日。 単身赴任先のアパートのパソコンデスクを製作しました。 下は完成写真。 今回は、天板にリサイクルショップにて740円(笑)で購入したセンターテーブルを利用し、フレーム、脚(一部再利用)、引き出しをDIYで製作します。 センターテーブルの鋼製の脚を取り外します。 6mmのキャップボルト6本で固定されていました。天板裏側には鬼目ナットが埋め込まれています。 フレームを製作します。今回は図面を描いていません。 手持ちの45×45mmの垂木をスライドソーで800mmにカットし、自動カンナで表面を削ります。 400mmずつにカットし、ベルトディスクサンダーで角をそれぞれラウンディングします。 加工を終えた縦桟。 手持ちの2×4材をカットし、長さ1000mmのフレーム(横桟)1本と575mmの脚を2本作ります。 縦桟と横桟をコーススレッドで結合し、天板との位置関係をチェック。 中央2箇所の既存の鬼目ナットは活かします。M6のボルトで固定します。 端部は穴を6箇所ずつ、左右両側に開けます。 M5-40mmの手持ちのトラスネジを使うので、貫通しない深さのφ15mmの穴を開け、更に5.5mmの穴を天板まで貫通させます。 一旦フレームを外したら、既存の鬼目ナットも一緒に外れてしまった(^^; しょうがないので、後から接着剤と一緒に再度埋め込みました。 6mmのダボ穴ビットで穴を開け、手持ちの5mmの鬼目ナットを埋め込みます。 M5-40mmのトラスネジで固定できることを確認し、一旦取り外し。 脚に使っている2×4材にキャスター部分を固定します。 キャスター部分は、これまで使っていた固定脚のPC用デスクを、可動するようキャスター付き台で下駄を履かせていた時の物を流用しています。 これはその先代PCデスク。ニトリのミニサイズ折りたたみデスクを1×4材を使って拡張したもの。(これはキャスター取付け前の写真) フレームと脚の結合部は、1個165円の棚受けで補強します。 フレームの完成。 左側にスリムPCを置けるように端材を使ってラックを設けます。 インストールしているアプリケーションやTVチューナー、TV録画データの引っ越しが結構大ごとなので、まだセットアップするつもりはないのですが、第2世代Core i7の二代目ノートPCのスペックもキツくなってきたので、そろそろ....とは思っています。 (友人からQuadro P2000搭載のXeon E3-1200V5機(リースアップ品)をもらってあり、これに合わせてラックを設けています) 5月5日、引き出しを付けます。 フレーム側に吊り桟(レール)を取り付けます。 引き出しの側板には吊り桟を受けるための溝をトリマーで掘ります。ビットは12mmのストレートビット。 底板のベニヤを挟み込むため、6mmのストレートビットでぐるっと溝掘り。 手持ちの4mmのラワンベニヤをバンドソーでカットします。 引き出しの組み立て。 レール(吊り桟)に填めてみる。 エッジをトリミングし、手持ちの取っ手を取り付けた前板を取付け。 今回の引き出し、かなりスペースが小さいため、少しでも収納容積を稼ぐために、前板は隅の小さな角材を使ってビスで側板と結合する方法を採りました。 ダボ継ぎにしようと思っていたのですが、側板側に吊り桟の溝があるため厳しくなってやめました。 奥行きも150mm弱しかなく、ストッパーも設けていないため都度引き出しごと取り外して収納する、という使い方になってしまいますが、頻繁に開け閉めする引き出しではないので良しとしました(笑) 塗装します。 エイジング塗装。 天板を載せてみます。イイ感じなので天板はそのまま使います。 しくじった....ビスをねじ込みすぎて天板に突き抜けてきてしまった(^^; ま....まあいいかww 完成です。アパートに持ち込む際は天板とフレームを分離して運びます。 5月8日。 アパートに持ち込みました。天板とフレームを接合します。 引き出しの底には、配線用に穴を開けておきました。 HDDやUSB機器を収納しておけます。 接合完了。 セッティングしました。 この幅(の天板)としたのは、手前のニトリの電動リクライニングソファーを跨ぐことが出来るようにしたかったため。 なので、ソファーの幅950mmに対して、脚の内幅で1,000mmとしています。 ロボット掃除機が基本なので、配線は全て空中に浮いています(笑) 以前よりも格段に快適になりました。 ほぼ満足ですが、キャスターがカーペット用なので、ゴム系に変更したいです。
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