640diary... Update:2019.05.13


ジュリエッタ - 電装系(12)-リア・カーテシーランプ-その1

2019年0430日。
後方ドラレコ義妹のミラー型ドラレコAmazonから購入するときに、軽い気持ちで買ったLEDプロジェクションタイプの中華製カーテシーランプ(2個入り1,699円)。

これ、アルファのロゴが意外にリアルでかっこいい!(^^;
耐久性はどうか分からないけど....

ところが、その時一体何を思ったのか、前ドアと後ドアの4個分買ってしまっていました(^^;

そしてやがて気がつく....ウチのジュリエッタのカーテシーランプはフロントドアのみだったと....(笑)。

でも悔しい。
しかも、リアドアのインナーパネルの底部にはカーテシーランプ用の穴があります(ただし未開口)。

という事で、リアドアにもカーテシーランプを付けることにしました。

これは、施工完了後の写真。


パッケージ。


ジュリエッタと互換性のあるものが2個入っています。
ただ、若干緩くて、そのまま嵌め込んでもガタつくので隙間にラバーなどを挟むか、ドア側の開口部の縁をビニールテープなどで囲うと良いかもしれません。


フロント側はコネクタを外し差し替えるだけ。
この作業は以前にLED化した時に一度経験済みなので簡単です。


そして、問題はリア側。
予め配線だけが来ているかなど、状況確認のため、ドアパネルを外します。
うまくいけばドアパネル内の配線だけで済みます。


インナードアハンドルのところにキャップボルトがあるので、これを外します。
これはフロントのドアパネルと同じ


ドアアームレストのサイドパネルを外します。


後ろ側にキャップボルト。


前側はパワーウィンドウスイッチパネルに隠れていました。


これを外すとキャップボルトが見えてきます。


あとは前・後・下側のクリップを剥がしていき、上に持ち上げるとドアパネルが外せます。


それにしてもスピーカーがショボい....紙コーンの15cmのフルレンジスピーカーのみです。
上部のツイーターがあるべき部分には何もありません。
これはクアドリフォリオヴェルデのBOSEシステム搭載車用なんですね。
(ドアパネルの裏側は5cmの円形にくり抜かれています)

一瞬、交換・追加したい気分にさせられましたが、現状、そんなに音は悪くないので取り敢えずこれで十分かな(^^;

アルミパネルだったフロント側と違ってリア側は樹脂製ですが、サービスホールがリベット留めのパネルになっているところは同様です。

グロメットも外して覗いてみましたが、ドアラッチ方向に配線が分岐している気配がない....
カーテシーランプ用に予め配線されているような様子は見られません。


じゃあ、どうやってルームランプやマップランプはドア連動させているんだろう....


僕が知っている国産車のように、車体側にラバーキャップで被覆されたプッシュスイッチがあるわけでもなく...

と、ドアラッチの部分をいじっていて気がつきました。
ドアラッチ自体がスイッチになっていました。


ドアラッチを手で動かして、ドアクローズドの状態にしてやると、ディレイタイマーが作動し10秒後にルームランプが消えます。

ここを外せば配線が見えるかも....と3つのトルクスねじを外しましたが、チャイルドロックのスイッチ(白いヤツ)が抜けなくて、力ずくでやるとツマミを潰してしまいそうなのでやめておくことにしました(^^;


ちょうどスピーカーの真下にカーテシーランプ用と思われる開口部があります。


ドアヒンジ部にある車体からドア側への配線はフロントドアと同じで、専用のコネクタ形式なので、簡単に追加の配線を通すことはできません。
プロの方はこのコネクタの空き端子を使ってちゃんと配線するんでしょうけど....


第一、僕は現時点でドア連動線が一体どこをどう通っているのかさえ把握できていません。

なので、自分のスキルの低さもありますが、僕的にはこの方法を採るのは最終手段です(笑)より楽な方へと逃げます(爆)




以上を踏まえた上で、思いついて実施したのが、リアルームランプからドア連動線を確保する以下の作業になります。

2019年0505日。
リア・ルームランプを外します。
特に固定されているわけではなく、引っ掛かっているという感じなので、内装剥がしで簡単に外れます。

確証はないのですが、この作業をしてから、指が56箇所チクチクして、手を洗っても治まらなくなったので、もしかすると内張の裏側の素材にガラス繊維が使われているのかも。

端子のカシメやテスターでの計測の繰り返しで、素手で作業してしまったのが悪かったんですけどね。
ちなみにチクチクはクラフトテープで除去しました(^^;



コネクタを抜きます。

LEDランプを繋いでテストしてみる。
(黒■)+(赤黄)→点灯する
(黒■)+(茶)→点灯しない
(赤黄)+(茶)→ドアを開けると点灯

なので、以下の通りだと分かりました。

マイナスアース線(黒■)
常時電源線(赤黄)
マイナスコントロール線(茶)


マイナスコントロール線(茶)+常時電源線(赤黄)


ドア開放で点灯。



(端子の接続が逆なので、マイナス表示です)


ドアを閉めると10秒後に消灯。



ECUがシャットダウンするまでの約15分は3Vで通電されます。
これがLEDバルブの仕様によってはゴースト現象が生じる原因です。


LEDプロジェクション・カーテシーランプの動作をチェック。


ドアを閉めると消灯することを確認。



マイナスコントロール線(茶)と常時電源線(赤黄)をここから取って左右のリアドアまで持って行きます。

まずは、左右への分岐端子を作ります。
ここから先は(茶)→(黒■)に、(赤黄)→(赤)にします。


エレクトロタップで接続。


ここからドアまでの配線経路長をおおざっぱに測ってみたら概ね3.5m程度だったので、左右合計で7mほど必要になります。
これだけの延長になると手持ちのエーモンのシングルコードでは不経済(っていうか足りないw)なので、急遽61/mのパラレル(赤黒■)ケーブルを10mほどホームセンターで買ってきて使うことにしました。


左側から施工します。
ピックアップツールでCピラーまで持って行きます。


Cピラーの内装パネルをめくってケーブルを引っ張り出します。



上で作った分岐線に繋ぎます。


右側も同様に。


ルームランプ部からの常時電源線とマイナスコントロール線の取り出しはこれで完了。
あとは、エレクトロタップを結束バンドで締めてコネクタをユニットに繋いで戻せばルームランプ部での作業は終了。


その2へ続く

リア・カーテシーランプ(2) へ


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