|
2020年11月28日。 冬タイヤへの交換を実施しました。 今までタイヤ交換作業を記録していたことなどなかったのですが、備忘録として我が家における現在の交換方法を残しておくことにしました。 使用する工具は、 1.充電式インパクトドライバー 2.ACインパクトレンチ 3.3tonフロアジャッキ 4.トルクレンチ 5.ホイールセッティングボルト カスケードガレージで保管していたスタッドレスタイヤを出してきました。 まずは空気圧のチェックです。 2.0〜2.1kg/cm2(200〜210kPa)でした。 長年使っていたエーモンのエアゲージが壊れてしまったので、自転車のフランス式バルブにも対応したこのエアゲージを買ったのですが、目盛が見づらい....(^^; 空気圧は18インチタイヤの場合は、前:2.6、後:2.2 ですが、 ウチのは冬タイヤは17インチにダウンしているので通常、前:2.3、後:2.1です。 いつもは空気圧を測って低い方を前輪に、高い方を後輪にしてローテーション(もちろん空気圧は調整し直します)するのですが、今回、何故かエアーの減り方が結構同じような空気圧に揃ってしまっていたので、デプスゲージで溝の残りを測って決めることにしました。 計測結果は7.0mm、6.7mm、6.1mm、5.7mm。 7.0mmと6.7mmのタイヤを前輪に、残りを後輪に装着します。 コンプレッサーの電源を入れます。 エアーを補充します。 上に書いたようにジュリエッタの場合、17インチタイヤは通常、前:2.3、後:2.1ですが、オーナーズマニュアルによると最大積載時は、前:2.7、後:2.3とあります。 最大積載時がどんな状況なのかよく分かりませんが(笑)、僕は真ん中取って18インチの夏タイヤと同じ、前:2.6、後:2.2 に設定しています。 本当は、スタッドレスは空気圧低めの方が効くんですけどね(^^; 追記,訂正:18インチの夏タイヤがXL規格であるという前提が完全に飛んでいました^^; ただ、冬タイヤの空気圧を軽積載時と最大積載時の中を取って2.6(正確には2.5だけどw)と2.2に設定して、我が家では夏冬同じ空気圧で運用しているという事実は変わりありません。 スタッドレスタイヤの準備ができたので、ジャッキアップします。 ▽印の付いたジャッキポイントが前後にありますが、フロアジャッキを使うと、前側でジャッキアップするだけで前後輪上がります。 本当は車体に直角に入れなきゃダメですが、スペースがないので斜めに入れています。 結果、ジャッキの車輪が片方浮いてます(^^; ACインパクトレンチでホイールボルトを外します。最大トルクは210N・m。 前後輪一気に外します。 ホイールセッティングボルトをねじ込みます。 冬タイヤのホイールを引っ掛けます。 インパクトドライバーで仮締め(ホイールとハブが密着する程度)します。 HITACHIのWH36DAにはテクスモードっていう、ドリルビスを使う時のモードが搭載されています。 これは、いきなり全トルクが掛からずにスロースタートし、かつネジ頭が飛ばないよう、打撃数を抑えることで最大トルクを制御する動作モードです。 このモードを仮締めに使うと加減がしやすいんです。 トルクレンチの締め付けトルクをセットします。 デジタルトルクレンチ、楽チン!買って良かったです。 (ジュリエッタの適正トルクの範囲:アルミホイールの場合、108〜132N・m) ホイールボルトを締めていきます。 カチッと鳴ったら終了。2回鳴らすとオーバートルクになるので注意。 また、トルクレンチは作業終了後、必ず最低トルクに戻してから仕舞います。 後輪はジャッキアップした状態では空転するので、空転しなくなる程度まで下ろしてホールボルトを締め付けます。 (仮締め状態で完全に下ろしてしまうと、ボルトへの負荷増大や斜めに固定されてしまうなど、トラブルの元なので注意) 追記:アホでした。サイドブレーキ引いとけばほぼ動きません(笑) (FR車時代からの認識で、駆動輪じゃない方は空転するというイメージが染みついてしまっていました....) 左側終了。 同様の作業を右側でも実施すれば作業は終了です。 今回の所要時間は、写真を撮りながらという事もありますが、1時間くらいでした。 117クーペや軽自動車の頃は30分〜40分くらいで終えてましたが、前後のタイヤ空気圧が異なるジュリエッタは、プラスアルファ見ておかないといけないですね。 車庫からタイヤ出してきて、交換したタイヤをしまうっていう作業も重労働で、結構なタイムロス^^; 参考:2017.10 スタッドレスタイヤ組付け(手組断念) 2022.05 フロアジャッキの修理(OHとオイル交換)
|