640diary... Update:2021.02.23



洗面台のリメイク(リフォーム)-(2)

1.框扉・壁材加工製作編 
2.塗装・金具類取付け編 
3.配線作業編 

213日。
トリマーで蝶番の取付位置に溝掘り。
本体側と扉側の深さの合計が、蝶番の軸の厚さと等しくなるように削ります。
軸が3mmだったら、1.5mmずつ溝を掘ればOK


サンドペーパーでささくれを取り除きます。


本体の扉については、インパクトドライバー35mmの座繰りビットを装着し、オリジナルと同じ位置にスライド蝶番用の穴を掘ります。


これは、前面パネルの裏側に入れる部材。
現場あわせで修正する予定です。



そして、ベースの塗装を開始します。


塗装作業の大半は嫁に頼みました。


エイジング塗装は自分でやりました。
我が家の場合、エイジングはUSED感やヴィンテージ感を表現する以外に、奥行き感がなくなってしまうという単色塗装にありがちな印象の仕上がりを、ハイライトを強調することでより立体的に見せる効果も狙っています


今回は水まわりなので、ツヤありの水性ウレタンニス(透明クリヤー)を上塗りします。作業は嫁です。


塗装作業が概ね完了。


ちょっと誤算が....
マスキングテープを剥がしたら、ポリスチレンボードに塗ったクリア塗料が剥げてしまいました。
しょうが無いので、取り敢えず全部剥がしました(泣)



214日。本体の抽斗と扉に取っ手を付けます。
百均のseriaで売っているアンティーク調のものです。


収納棚の扉に蝶番を取り付けます。
スターエムの「センター一発」っていうドライバービットの上にワンタッチで着脱可能なソケットタイプの蝶番ドリルで下穴を開けます。




取っ手とマグネットキャッチを取り付けます。
取っ手は、これも本体扉のものと同様にseriaで売っているもの。


マグネットキャッチはamazonにて10個入り840円。



場所を変えて、いよいよ洗面台をバラしていきます。

下の扉と抽斗は、框組の面材を製作する際に既に取り外し済でしたが、これとカウンターとの間にあるテーパーの付いた前面パネルを最初に外します。


で、そのテーパードパネルの取り外しですが、内側からビス止めされていてかつ、スペースが狭く、僕の手が殆ど入らなくて、結果的に嫁が大活躍でした。(^^;


続いて上の方。
収納棚のミラー型扉を開くと3箇所のビスがあります。


側面にあるユリアネジは蛍光灯カバーを外すネジ。
正面の上下にあるキャップで目隠しされたビスは、壁に固定するための長いビス。




洗面台や洗濯機、バスルームなど、ユーティリティー室関係のコンセントや照明に割り当てられているサブブレーカーを落とします。


分電盤のサブブレーカーの割り当て状況は、一度細かく調べておいてメモしておくと便利です。(画像クリックで拡大を表示)


ユリアネジを外すと蛍光灯カバーが外せます。


収納棚下部の照明スイッチとコンセントのパネルは爪で引っ掛かっているだけ。


簡単に外れます。


蛍光灯を外すとこちら側にも壁に固定されている長いビスがあり、これを外すとミラーと収納棚を含めてパネルごと外れます。


収納棚下部のコンセントパネルの裏から壁のプラグに繋がっていた電源コードを外すと、パネルが完全に分離できました。なお、蛍光灯に繋がっていたコードは切断しました。


そうなんです、上で「プラグ」って書きましたが、普通にコンセントプラグに差し込まれていました。



ちょうど木質パネルの構造材が左右を分断していたため、石こうボードを剥いで右側に配線を送れるようにしました。
スイッチやコンセント関係は全て真ん中よりも右側にあるためです。


本体裏にも穴を開け、前面の飾りパネルに設ける予定のスイッチ&コンセントへのアクセスを確保しました。


プラスチックのモールに電線をテープで括り付けて壁内を通しました。



恐らく木質パネルが上と下で表裏テレコで設置されていると思われ、表向き(と思われる)の上半分は釘が効きます。
しかし、(裏側と思われる)下半分は真ん中の木質パネルの構造材(幅30mm)のみとなっていて、基本、石こうボードの中は空洞。
なので、これを考慮しながら針葉樹合板を打ち付けて下地としました。


人大カウンターの上面にコーキング材を塗った後、背面壁材の最下部となる水平材(部材番号11)を固定します。
固定にはamazonにて入手したアンティークゴールドの銅製飾りビスを使用。


左側の収納棚はコンセントの配線は絡まないので、取り敢えずセットしてみました。
上側はビス一本で仮止めしています。



220日。
コンセントとスイッチボックス部分は流用します。
100V交流の配線は電気工事士の資格が必要です。
(※電気工事士の資格が必要な箇所は、知人の有資格者にお願いしています)


自分でも配線について予習しました。

元のコンセントプラグが逆に刺さっている事で、非接地側の黒線と、接地側の白線が逆さまの配色で配線されているようです。
(普通はコンセントプラグの向きは気にする必要は無いのですが、今回はコンセントプラグの非接地側(L)と接地側(N)の線が、洗面台のコンセントへの内部配線に繋がる形なので)

訳分からなくなったので、写真を印刷してメモ書きしました(^^;。



前面パネルの裏側部分。シンク(ボウル)に合わせて切欠きを拡大し、塗装します。



右側の収納棚と壁材を接合。



埋め込みコンセントを取り付けます。ジグソーで開口します。


開口部にコンセントを嵌め込みます。


カバーを被せます。


裏側。


右側の収納棚には、上段に電気カミソリとバリカン、下段にはヘアドライヤーを収納します。


上段の棚には、充電用ACアダプターの接続に配慮して仕切り棚は特別仕様(笑)



前面パネル。


前面パネルの収まりをチェック。


前面パネルにコンセントとスイッチを設けます。
トリマーで裏側を削ります。


削りました。


嵌め込んでみます。


ボール盤で開口します。
コンセント側はプラグの差し込みを考慮してφ30mm、スイッチ側はφ25mmの座繰りビットを使いました。



開口部に合わせたらビスで固定。



収納扉の取っ手にも使っているseriaのアンティーク調ノブをスイッチに使います。


LEDブラケットライトの固定部。


本体を固定します。



ブラケットライトと前面パネルの部分が揃いました。



1.框扉・壁材加工製作編 
2.塗装・金具類取付け編 
3.配線作業編 




  PageTop  
< BACK diaryTop NEXT >
  E-mail