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2021年7月10日。 メインPC(画像を表示)を9年振りに新調し、専用木製ケースを製作しました。 6月の太陽光発電とヒートポンプ式温水暖房機の設置工事の時、パワーコンディショナー等の電気工事系の作業をしていた業者さんの一人が、不用意に宅内分電盤の主ブレーカーを落としてしまいました。 我が家のPCは、Web公開用のサーバーPCと、テレビ録画でも使用しているメインPCは365日電源を入れっぱなし。 事前にそう説明しておくべきでした。 上記2台は、それぞれUPS(OMRON BY35SとBY50S)に繋いでいるので、停電が発生した際は、バックアップ電源稼働開始から1分ほどでOSを自動的にシャットダウンするように設定しています。 が、インストールソフトも少なくて軽いサーバーPCは無事シャットダウンできたようですが、メインPCの方はバックアップ電源稼働中にシャットダウンまで辿り着けなかった模様。 通常は本体と、手動操作用にモニターを1機繋いだ状態でもバックアップ電源で5、6分は動作するはずですが、何らかの理由で時間内に正常に終了できなかったようです。 (ブレーカーを落とした時に直ぐに知らせてもらえれば、まだ救えたかも知れなかったのですが、かなり時間が経ってから言われたのでどうしようも無かった....) Windowsの自動修復機能で、何とか起動する所までは回復できましたが、「起動時スキャンディスクが走る」「動作速度が遅くなった」「日本語IMEが起動不可」等、複数の不具合が出て、特にIMEの問題は深刻で3週間悩みまくりましたが解決に至らず、完全復旧を断念しました。 (恐らくシステムドライブのSSDと、データドライブのHDDの一つにダメージがあります) ブレーカーを落としたことが原因だと自分の中では確信していますが、確実な証拠が有るわけでも無いので、業者さんのせいにすることはやめました。 工事の際にブレーカーを落とすことは予想できたことですし、自分で予防策を採れたのも事実ですしね ┐(´-`)┌ まあ、CPUの交換(i7-2700K→3770K)、メモリ増設、SSD化など、ちょくちょくアップデートはしていましたが、M/Bは2012年から9年間使用していたもの。もうそろそろフルリニューアルのタイミングなのかなと。 新調するにあたって、候補のパーツはある程度の目星は付けていましたが、最近はPCトレンドにまるで付いて行けてないので、ツクモで店員さん一人付けてもらって、一式揃えるのを手伝ってもらいました。 CPUはi9 10900に絞っていました。 第10世代のOC無しモデルを選んだのは、価格の値頃感とTDPを重視してのこと。 まぁ、今時のCPUはアイドル時はかなり消費電力が低いので、そんなにTDPを気にする必要性はなかったのかもしれませんけどね(^^; メモリはバルクの16GBを2枚、SSDも今回はM2.NVMeの500GBで決めていました。 (データドライブは無事と思われるSATAのSSDとHDDを1基ずつ流用します) 問題はマザーボード。省スペース前提で嫁用PCと同様にMicroATXにすることは決めていましたが、チップセットのチョイスとか、既に付いて行けないので(笑)、これは店員さんにオススメ品を聞いて即決(笑) グラボはGTX1650採用製品の中でも価格が手頃なものに決定。 電源、クーリングファン、スイッチ類は、今のPCから流用するつもりでしたが、取り敢えず今のPCを起動させた状態で新PCをセットアップした方が都合が良いので、これらも新調することに。 また、CPUクーラーは、以前から興味があった水冷クーラーに変更しました。
最初に、ダメ元でシステムドライブのクローンを作って、これを修復セットアップを実行して新PCに移行できないか試してみました。 買ってきたM2.NVMeのSSDをケースに入れてUSB接続します。 MiniToolを使ってシステムドライブを新しいSSDにコピーします。 取り敢えずコピーは完了。 7月11日。 次にハードウェアのセットアップを行います。 ただし、ケースの製作はまだ後なので、取り敢えず動作する状態にする所までです。 CPUを取り付け。 メモリを取り付け。 SSDを取り付け。 グラフィックボードの取り付け。 といっても、挿すだけですが。 電源スイッチとリセットスイッチ、そしてLEDを接続。 LEDは味気ない赤と黄緑なので、あとから変更します。 AIO水冷CPUクーラーのマウントを取り付け。 ラジエータにファンを取り付けます。 実は水冷クーラーって、ファンレスで、長いチューブを循環させながら自然冷却する様なイメージでした。しかも水道水を自分で充填する....みたいな?(笑) 実際は、冷媒は充填済みで、ラジエータ内を循環させてファンで強制的に冷却する、車のエアコンの冷却行程の一部と同じような原理です。 (膨張弁やエバポレーターがあるわけではないので、あくまでも行程の一部です) CPUに取り付けます。
CPUに付属のリテールファンは不要になります。 取説を見るとメモリの位置がスロット3、4ではなく2、4らしいので、挿し直しました。 が、16GBしか認識しなくなったので、後から3、4に戻しました。よく分からん.... 7月12日。 ソフトウェアのセットアップ。 結局、クローンからの修復セットアップ作戦はダメでした。 OSが素直に起動しないのは想定内でしたが、スタートアップ修復に失敗するため、深入りせずに断念しました。(^^; 取り敢えず、BIOSの設定状況を再確認。 Windows10クリーンインストールを実行。 OSクリーンインストールはすんなり終了。 修復セットアップ作戦が成功していれば、環境やインストールアプリをそのまま引き継げたのですが、クリーンインストールしたため、ゼロからの作業になってしまいました。 なので、前PCの環境と同等にまで復元するには相当時間が掛かります。先が思いやられます。 マザーボードドライバのインストールと、BIOSの更新。 往生際悪く、引っ越しソフトまで使ってみたのですが、これは役立たずでした(^^; はじめっからクリーンインストールすれば良かった.... EaseUSのツールにはいつもお世話になってるんですが、これ(PC Trans)は僕には有用じゃありませんでした。
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