640diary... Update:2021.09.28




屋上上屋の製作・設置

1.スライドタラップの設置 
2.屋上上屋の製作・設置 


202166日、屋上上屋のDIYによる製作・設置作業を開始。
まあ、単なる「屋根付の梯子」なのですが(笑)、この手の建物も、塔屋とかペントハウスとかいうものに含まれるらしい。

これは627日時点、外見がほぼ完成した上屋。


下の写真は61319時過ぎ、日没ギリギリまでかかって、取りあえず屋根から雨漏りしてくる状況にはならないレベルまで終わらせた状態(笑)

嫁も僕も翌日普通に仕事だし、次の週末までの間に雨が降ったら大変なので、明るいうちに何とかここまで行けて良かった(^^;


スライドタラップの設置530日までずれ込んだ影響で、太陽光パネル設置工事までに上屋の設置を終わらせるという予定は狂ってしまいましたが、とにかく作業を急ぎます。

「天井と屋根に穴を開ける」という今回の一大プロジェクト、やっとここまで辿り着きました(笑)


図面かこちら(クリックでpdfダウンロード)


まずは柱材と梁材に使う2×4材をスライドソーでカット。


部材番号7については、バンドソーの定盤を傾斜させて斜め切り。


僕が2×4材をカットしている間、嫁は屋根材のトタン板を金切ハサミでカット。
ハサミは、洋裁をやる嫁の方が得意です。


トタン板の細い幅の曲げ加工を、ちょっと甘く考えてました。後回しにします(^^;


"一応"ツーバイフォー工法でいきます(笑)
面材には9mmOSB合板を使います。柱材と梁材の連結強化と荷重の分散が目的の面材なので、上屋のサイズから考えても厚さは9mmで十分と判断しました。

丸のこで図面通りにカットしていきます。


面材のカット完了。
細かくカットしているのは、開口部からの搬出を考慮したサイズにしているからです。



612日。
柱材には予め、梁材との接合用のコーススレッドを仮打ちしておきます。




これは、家屋根の開口部の止水処理のために四隅を防護する部材。部材番号は24


トタン板をカットして作りました。
家屋根には8%の勾配が付いているので4個とも微妙に形状が異なります。


裏には自己融着テープ(ブチルゴムテープ)を貼っておきます。


地上戦が終わり、いよいよ屋根を開口。
スライドタラップから屋根裏に上がり、スタイロフォームをカッターで切り取りました。


一次開口部の四隅を10mmの鉄工ドリルで穿孔。


ジグソーディスクグラインダーを駆使して切り取り。
ただディスクグラインダーは、切断砥石がみるみる小さくなってしまい余り活躍できず。かなりジグソー(ブレード)に負荷が掛かっていました(^^;


青空が見えました!

屋根のハゼの部分の切断に手こずり、HSSの金属用ジグソーブレード3本折れました(^^;
結局、強度が劣るはずのHCS(High Carbon Steel)の木工用ブレードが驚異的なしなりを見せ、折れずに生き残るという....(笑)まあ、刃はガタガタですけどねww



613日。シャバの空気はうまいぜ(爆)

これでようやく家の中から屋根上にアクセスできます。
嫁は外の点検梯子を使って複数回登っていますが、僕は20年で一度だけ(笑)
だって怖いんだもん(爆)


昨日までに施工済みの太陽光パネル


次に、一次施工で開けた開口部を最終形まで拡げていきます。
まず、家屋根のトタンのハゼを掛け矢でぶっ叩いて潰します。


金切ハサミで四隅を45度方向に切り込みを入れ、15cmずつ外側に折り拡げます。


ジグソー丸のこで残ったOSBを切り取ります。


作業性向上のために、天井の梁材の上にパネコート(片面にコーティングしたコンパネ材)を貼りました。


OSBの切り取り完了。


この2×4金具、家屋根の梁材(母屋)に上屋の主柱を固定するために買ったのですが、間違った形状の物を買ってきてしまいました(ToT)


でも結局、端材を使って固定したので必要ありませんでした(^^;
ただ、これでは強風時に心許ないので、早急に補強します。


これは補強後の写真。65mm45mmのコーススレッド計8本/箇所で補強。


で、主柱を立ち上げました(この段階ではまだ補強はしていません)。


梁材を1周して、取りあえず安定して自立する状態に。


エアーコンプレッサーの電源を入れます。さすがに屋根上までホースが届かないので、本体は車庫の一番奥の定位置から玄関近くまで移動しました。


嫁には屋根の組み立てとアスファルトルーフィングの施工を頼みました。
フレームはインパクトドライバでビス止め。
ルーフのOSBエアーネイラーで固定。
アスファルトルーフィングはエアータッカーを使用。


その間に、防水・止水処理を実施。


先に下段の面材を固定します。
また、ドア側には「カッパ」(本来ハゼに心木(しんぎ)を用いた瓦棒葺きの屋根で、この心木に被せるトタンのカバー材のことらしい)を主柱にはめ込みました。


四隅の家屋根のトタンを切り開いた部分には、ブチルゴムテープを施工し....


その上から部材番号24のコーナー防護部材を貼り付け、更にコーキングを塗りたくる。


ここは、収まりが悪くてセットし直したらこんな惨めな姿に....
しかも家屋根側にビスを打ち込まなければならなくなり....これは後からコーキングで埋める必要があります。


西日に変わってきました。作業を急がねば....



主柱の上側に接続される柱(部材番号34)は、シンプソン金具(L形アングル)で梁と接合してから面材によって一体化することで構造上の強度は確保しています。



屋根は仮留めです。


アルミドア取り付け完了。
アルミドアのみ、太陽光パネル搬入時に、業者さんにお願いしてついでに吊り上げてもらっていました。


ここで日没サスペンディッド。これで何とか雨風は凌げ....るはず...。

619日。
トタン板の加工を実施。
ホーマックで買ってきたスチール製のアングル材2個の間に挟み込んで曲げ加工。


が、破風に使った1×4材を包み込むような加工をしようとしたら、小さいサイズのコの字加工がメチャクチャしんどくて、断念。

アルミ板ベンダーの幅広バージョンを作ろうかとも思ったのですが、時間的な事や今後の頻度を考えると....
結局、1回折りで妥協しました(ToT)


サイディングボードをカットします。
455mm×3,030mmのサイズ。厚さは外壁リフォーム時の余剰ストックが15mmで、追加購入した無塗装品が12mmです。


切断作業はスライドソーバンドソーで。
これを水性樹脂系シーラーとアクリルシリコン塗料で嫁に塗装してもらいました。


620日深夜。
時間7ミリほどの結構強い雨で、雨漏り!
朝までに止む予報だったので、バケツで凌ぐことにして、取りあえず寝る!(^^;


先週の段階では取りあえずの処置だったため、折り拡げた家屋根のトタンの上端は、ブチルテープでぐるっと巻いただけでした。

その後、僕が地方勤務中に嫁が更に上からマスカーテープで処置してくれていたのですが、嫁の話では、週の初めに降った割と強めの雨でも雨漏りは無かったそう。

それでも今回は思いっきり漏れました(^^;
恐らく壁を伝って上端のブチルテープの隙間から大量に流れ込んだと思われます(^^;


更にコーキングも甘かったようで、今回「これでもかっ!」っていうくらい、塗りたくりました。


塗装し終わったサイディング。嫁が調色して家の外壁に近い色にしました。


仮止めしていた屋根を取り外し、裏側を塗装。
これに折り曲げ加工したトタン板を被せます。


が、加工を妥協し1つ折りにした破風の箇所、水切り目的で長めに伸ばせば良かったものを、寸法ギリギリで作ってしまったため、破風に使った1×4材の下端が若干露出(ToT)


時刻はもう15時過ぎ。まだサイディングも終わってないのに....
ここでも妥協。出隅用のトタンを使って破風の下側を隠すことに。


満足度低いですが、何とか屋根のトタン葺きは終了。


ポリエチレン不織布シートを貼りました。


水切りと胴縁の取り付け。
当初、直貼り工法でサイディングを施工するつもりだったのですが、通気工法に方針転換しました。

こんなちっこい物には直貼りで十分って思っていたんですけど、サイディングもカット前だったので、どうせだからと18×45mmの松材の胴縁を買ってきました。


下縁には水切りを一周させます。


当然外壁寸法が変わってくるので、サイディングの寸法も変わります。
掲載の図面には反映されていません。


サイディング材を貼っていきます。
上側は外壁リフォーム時に余ったサイディングボードを業者さんに頂いた物(元の色はホワイト系)で、下側はこれでは足りないのでスーパービバホームで買ってきた無塗装のサイディングボード。

無塗装ゆえ、塗装作業が増えました。
結果的に家の外壁と同系色にできたので、良かったと思います。


サイディングを貼ったら、出隅用のトタンを取り付けます。


屋根を載せて内側からコーススレッドで固定。


屋根に出隅用のトタンを2本使ってしまったので、足りなくなってしまいました。


後日買ってきて貼ります。(笑)


627日。
結局、屋根の破風に使った出隅用のトタンを奪還して貼りました。


破風の部分には、残っていたトタン板を切り出して水切りを追加しました。

下は作業中の写真。
スチール製のL形アングルで挟み込んで、手とゴムハンマーで折り曲げました。



出隅用のトタンを外して、代わりに上で作った水切りを装着します。



屋根を固定して完成。


紆余曲折あって、破風の部分は穴だらけですけど....まあいいか(笑)



端部はコーキングを塗っています。


内装はまだまだこれから。取り敢えず嫁がスタイロフォームを施工してくれました。



エクステリア関係の主たる材料費は以下。
材料名 規格・形状寸法 単価 数量 単位 金額 備考
2×4 6ft 438 13 5,691  
1×4 6ft 328 3 983  
胴縁 18×45×1820mm 88 10 880 松材 
OSB 9×910×1820mm 1,155 5 5,775  
アスファルトルーフィング 1×1000mm 220 2.0 m 440  
ポリエチレン不織布シート W=1000mm 272 7.0 m 1,904 タイベック
トタン 0.35×910×1820mm 2,178 3 6,534  
サイディング材 12×455×3030mm 2,618 2 5,236 窯業系,不足分
出隅(コーナー材) 40mm,6ft 383 5 1,914 トタン
水切 6ft 361 3 1,082 トタン
カッパ 40mm,6ft 405 2 810 トタン
シンプソン金具 アングル 220 4 880  
シンプソン金具 プレート 85 4 340  
ブチルゴムテープ   638 1 638  
屋根シール セメダインSX-013 746 1 746  
小計         33,854  
アルミドア 650×1800mm 15,500 1 15,500 YKKAP 
合計         49,354  


816日追記。

73日、内壁にプラダンを貼りました。


722日、手摺りの設置。
家にあったスチールパイプ(恐らく昔使っていたパイプハンガーの支柱)をグラインダーでカットします。


ドアの両サイドに取付け。


814日、ステップを製作。
2012年のウッドデッキ製作時に余ったウエスタンレッドシダーの2×6材を使用。


残り物の油性ニスで塗装。


手前側のステップの桁の高さを間違えていたため、短くカット。(^^;


815日、取付け完了。
右側の白い手摺は、お風呂リフォーム時に浴室から撤去した手摺を再利用。


ドアクローザーと照明も追加。





928日追記。

926日、屋根裏に収納スペースを設置。
これは設置前のブローイングがむき出しの様子。


設置後。


材料は、ベッドフレームを製作して以前のダブルベッドのマットを廃棄した際、元のフレームとベース板は保管していたのですが、このベース板(1,450×1,000mm×2枚)を再利用しました。


ほぼ無駄なく再利用できました。


目隠し板は友人から譲り受けたリフォーム時の床材の余剰材。


ステップの奥に靴置き場。



なお、法規関係については、以下の通りです。
■用途地域:第一種住居地域
■容積率/建ぺい率:200%/60%

■北側斜線制限
→我が家の場合、第一種住居地域であり、北側斜線制限の適用対象外となっている。

■隣地斜線制限
→我が家の場合、隣地斜線スタート位置の最低地上高は20mであり、我が家の最高高さ9.73mよりも高いため影響範囲外である。

■絶対高さ
→これは第一種・第二種低層住居専用地域に設けられた規定のため、適用対象外である。

■道路斜線制限
→我が家の場合、8m道路に面しており、道路斜線制限の高さは8.0×1.25=10.0mとなる。
実際には玄関前に更に2.5mのスペースがあり、塔屋設置位置から鑑みて明らかに影響がない。

■建築基準法
・塔屋(ペントハウス)としての規定
→住宅の水平投影面積の1/8以下かつ、高さ5m以下の場合は階数及び建築高さに算入されない、とあり我が家の塔屋の場合、これに該当します。

・広告看板と解釈した場合
4mを超える場合、工作物となり工作物確認申請及び構造計算書が必要となるが、我が家の塔屋のサイズはこれに該当しない。

■防火地域と準防火地域
防火地域または準防火地域のいずれかに当てはまる場合は、基準を満たす不燃仕様が求められ、確認申請の必要が生じる。

防火地域:都心、副都心、地域中心核の商業地域等(札幌市)
→一般住宅地のため該当しない。

準防火地域:商業系用途地域、その他の用途地域で容積率が300%の区域(札幌市)
→我が家の容積率200%(≠300%)であり該当しない。

■都市計画区域
当該地域が都市計画区域に該当し、かつ建築物が10uを超える場合、確認申請が必要。
→我が家は都市計画区域内であるが、塔屋は0.7uであり、これに該当しない。

■消防法における屋根裏の階数算定について
→我が家の場合、屋根上にアクセスするために、3階天井にスライドタラップを設け屋根裏を経由(スルー)して登るわけですが、この屋根裏には物が置けるスペースがあり、「倉庫などに設けられた積荷用の作業床」として扱われる可能性がある。
ただ、この場合階数として算定されるのは「人が上に乗って作業できる」場合とされており、数十センチの高さしかない我が家の屋根裏の場合はこれに該当しないと思われる。



1.スライドタラップの設置 
2.屋上上屋の製作・設置 




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