640diary... Update:2018.6.20


ベッドフレームの製作

201853日。
寝室改造のメインイベント、ベッドフレームの製作に取りかかりました。
下の写真が完成品。
このベッドフレーム、サイズ的にはワイドダブル相当の大きさになります。

そもそもの始まりは、嫁が今のベッドマットが(ポケットコイル式のワイドダブルロング)重くて、掃除やシーツ交換が大変だと言い出したことです。

そこで、マットをセパレートタイプで重量も軽いものに買い換え、ついでにフレームはそれに合わせて作り直そうという事になりました。


材料費は17千円もかかりました。
 
その原因は、約2mになるベッドの長さ。
 
ホームセンターで調達してきた1×4材、2×4材は6フィート物、つまり約1.8mの長さのため、1本では足りず、1mの材料を2本連結する方法を採りました。

図面はこちら。(画像クリックでpdfを開きます)


材料費を節約しようと長尺物もチェックしたのですが、長ければ長いほど反りやねじれがひどくて、使用を見送りました。
 
このため、長さ方向に使用する材料は0.8m必ず余る!
 
特に1×4材はマットを載せるスノコに使うため大量に必要となります。
 
ベッドの幅は約1.6mなので、スノコを横に並べればかなり本数を節約できるのですが、これをやると、一人の寝返りなどの振動が、もう一人に直接伝わってしまうためNGとしました。
 
嫁が、夜トイレに起きる僕の振動で目が覚めてしまうと怒っていたため、今回は是が非でも縦に並べる配置としなければなりません。(笑)
 
あ....今気が付きましたが、横に並べても左右に2分割すれば問題は解決できた気が....ww

結局30本以上余った長さ80cm程の端材は、ほかの製作で間違いなく使うので無駄になるわけではありませんが、材料を無駄なく使うために、作図の際は必ず加工図を描いている身としては「勿体ない感、ハンパねぇ〜っ」(笑)


余談ですが、当初は寝ながらテレビ視聴をすることを前提に、下のようなラウンド型の背もたれ付で作るつもりでしたが「ギリギリの寝室でスペース使いすぎ」と嫁から却下されました(^^;

結局、嫁がクッションを製作するということで落ち着きました。


スライド丸のこで図面通りに材料を切断した後、ジグソーで飾りフレームの曲線切り。



ベルトディスクサンダーで曲線部を仕上げます。


スノコの下の横梁には45mm×45mmの松材の垂木を使いますが、荒材なので自動カンナで表面を整えます。


上がカンナ掛け前、下がカンナ掛けした後のもの。


54日。
固定用のボルト穴を開けていきます。


ちょっと中心がずれた(^^;




トリマーテーブルで飾りフレームをトリミング。


55日。
脚の製作に取り掛かります。



一番面倒な木工旋盤による作業は、バンドソーで角材を8角形に切断したら、丸棒化するための取っ掛かりの切削作業がかなり楽になりました。







木工旋盤で加工開始。


ただ、それでも相変わらずキャッチは出まくりで、もはやこれは「材料のせいだ!」ということに無理やり落ち着きました(爆)
(かなり妥協しました)


続いて、フレームの組み立てに取り掛かります。




スノコを製作します。前後左右に分割し、計4組作ります。


フレーム完成。


くっついてますが、前後分割式でボルトで連結する方法としています。


56日。
木工旋盤で何とか加工し終えた飾り脚。


シンメトリーで製作した物を真ん中で切断して、6本の脚にします。


フレーム、飾り脚をベース塗装。



飾り脚にエイジング(ダメージ)塗装。


メインフレームも同様に。



脚を1×4の横材で左右連結してユニット化。



寝室に持ち込み、組み立て作業開始。


基本的に、ボルト&ナットでの固定・連結作業です。



スノコを載せて完成。




マットを載せました。サイズバッチリ。


飾りフレームの感じもなかなか満足度高いです。




嫁のクッション製作は未着手です(^^;


思っていた以上に強度もあって、不快な振動や音も今の処ありません。


既存作品の再塗装を含めて、同系色で塗ったのものは以下になります。

・寝室ごみ箱
・寝室キャビネット
・HDDレコーダーの棚
・寝室プリンタ台
・嫁用木製PCケース
・嫁用パソコンデスク
・ベッドフレーム


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