640diary... Update:2020.10.18




電動物干し「ホシ姫サマ」の設置


20201010日。
我が家のユーティリティに、電動物干しをDIYにて設置しました。


設置したのはこのカテゴリーではほぼ独壇場と思われるメーカー、パナソニックの「ホシ姫サマ」。
型番CWFT21LAという天井埋め込み式のロングサイズ、壁スイッチタイプの物。


商品価格は Yahoo!ショッピングにて送料込で64,800円ほど(大型扱いのため北海道は送料無料にならない)。定価の半額くらいなのでクレジット2回払で何とか買えましたが、13万とかだったら諦めてました(笑)


まあ、20年使ってきた手動の昇降式物干しの可動部がバカになり、上げたは良いが降りてこなくなって、「もう、歳考えたら、こういうのは電動じゃね?」と無い袖振りながらも決断したわけです(笑)


「ホシ姫サマ」の中でもこのタイプの電動物干しは、竿長90cm140cm(共に両端は伸縮可能)の2種類で、更にリモコンタイプと壁スイッチタイプに分かれています。
また、90cmタイプにはバリエーションとして天井埋め込みと本体露出タイプ(後付け用)が用意されていますが、竿長140cmのロングタイプには埋め込みタイプしか用意されていません。


ウチの場合、タオルケットなどを干す時に竿長が90cmでは足りないケースも考えられるため、嫁の要望でロングタイプを選択することになったのですが、基本的に新築時を想定した埋め込みタイプを、埋め込まないでDIYで設置できないものか、イメージを膨らませ続けました(^^;

その結果、こんな図面を描いて、何とか設置できる目途が立ったため、注文しました。


相変わらず、自分にしか分からない図面で済みませんm(_"_)m
我が家の場合、ユーティリティは3畳で、実際は洗濯機や洗面台があってそんなにスペースは無いのですが、何とかロングタイプでも設置できる奥行きは確保出来そうでした。

問題は幅。集中換気(いわゆるロスナイ)の点検口と換気口が天井にあって、ここを縫うようにレイアウトする必要がありました。
CAD30年以上の僕が、神業のような作図技術(大ウソww)で、なんとか切り抜けました(笑)(CAD歴関係ないしww)


まず、天井張り付け用のベース板を製作します。
12mmの針葉樹合板を丸鋸でカットし、1530×555mmの板を2枚作ります。


点検口、換気ファンを避けるための切欠きを設け、配線用に穴を開けます。
(配線用の穴は位置を間違えたため、結局使っていませんww)


本体固定用の吊木となる2×4材を180mmにカットし、バンドソーで切欠きを作ります。これを6個作成。


余り物のパーティクルボード(t=20mm)を使って露出した本体を隠す化粧パネルを作ります。(埋め込みにするなら当然化粧パネルなんて要りません)


スライドソーで、幅187mmにカット。


前後のパネル2枚以外の側面パネルは、自動カンナで厚さを15mmまで削ります。


タイミング良く、お風呂のリフォーム工事の最中だったため、入り口ドア周りの復旧で余った壁紙を譲って貰いました。


100満ボルトさん、ありがとう!(^^;

これを利用してベース板の見える部分と化粧パネルを壁紙で覆いました。


吊木も包めるだけ壁紙に余裕はあったんですが....


面倒くさくなって、ペンキで塗りました(^^;


電動物干しの本体です。


駆動部は至ってシンプル。モーターと簡単な制御盤。


そして、両端にプーリー(滑車)が付いていて、ワイヤーで伸縮アームを上下させる構造です。


これはカバー。
本来これだけが露出し、本体は天井裏に格納される製品なのですが、それを自分でやろうとすると、天井を開口して縦横に入っている野縁と野縁受けを切り取り、フレーム(補強桟)を自作しなければなりません。
そんなことやってられないと思って考えたのが、上の図面にあるように、ベース板を天井に固定し、同じ形状のもう1枚のベース板に本体を固定して、2枚のベース板同士を重ね合わせて接合するという方法


1011日。
まずは天井裏の状況を確認します。
写真中央に野縁(30×40mm)、壁に向かって延びている野縁受けと、その上に重なっている角材は呼び方が分かりませんが、これも補強材となっているようです。


カメラを90度右に振って撮りました。
中央に見える吊木が結構頼りない感じだけど、この材料はとても重要。
右側の黒いヤツは「防振吊木」というらしい。これも天井板を吊っている部材なのでとても重要。

その奥にある点検口が今回回避した点検口で、集中換気のボックスがあるため、天井裏の目視点検用には殆ど使えない。
左側の天井板(下の方にね)に向かって繋がっているダクトは、同じく今回回避した換気ファンのダクト。


下地探しを使って、野縁と野縁受けがあってビスが効く位置を鉛筆でマーキングしておきます。



電源確保の候補地。
この下に灯油ボイラー時代に使用していたオイルサーバー用のコンセントがあります(現在空き)
(※電気工事士の資格が必要な箇所は、知人の有資格者にお願いしています)


昇降スイッチの配線は、こちらの方に通したいけれど....無理っぽいな....



そして、ベース板その1を天井に固定。


6本くらいで仮固定した後、ひたすら30本程コーススレッドを打ちまくりました。


点検口と換気ファンはちゃんとかわせています。


次に、ベース板その2を本体に固定します。


ねじ頭等の突起がいっぱいあるのですが、いちいち測るのが面倒なので、魚拓方式で絵の具を付けてマーキングする方法を採ります(^^;


うまくいきました(^^;



マーキングした場所すべてに、ドリルで貫通しない程度の穴を掘ります。


うまく重なったので、8箇所ほど短いビスで仮止めして、化粧パネルと吊木を固定していきます。


吊木はベース板側からコーススレッドで固定し、更に本体から付属のビスで固定。


化粧パネルは、エアネイラーで固定します。


化粧パネルの固定完了。


いよいよ天井に固定する最終段階です。


本体に、30mmのコーススレッドを30本近く仮打ち込みしておきます。




そして、今回肝となる蝶番をベース板その2に取り付け。
本体は、カバーを入れて20kg、天井への取り付け時はカバーを外して取り付けますが、それでもベース板と化粧パネルを入れると30kg近い重量になっていると思われます。

これを家族3人で上に持ち上げてビス止めするのは不可能という結論に達し、まずは脚立の上に木材を重ねながら高さを調整し、これに本体を立てたままで載せて、先に天井側のベース板その1に蝶番の相方をビス止めして、その1その2が蝶番で繋がった状態にし、ここを軸にして反対側を持ち上げていこうという作戦です。


いきなり終わってますが、写真撮影どころじゃない状況だった事を想像してください(笑)


蝶番作戦は大成功でした。この方法を使わなかったら恐らく挫折していました(^^;


動作確認。
無事、昇降動作しました。



カバーを固定したら、残りはモールディング作業です。
取り敢えず物干しはできる状態になったので、作業は来週末に持ち越しです。



1017日。
昇降スイッチ部の配線を始めます。
(※電気工事士の資格が必要な箇所は、知人の有資格者にお願いしています)

スイッチの設置部に開口します。
ドリルで穴を開け....


ジグソーで開口。


天井裏を通すのは諦めて、モールで壁伝いに引っ張ることにしました。

目立たないところはやや手抜きしながら(笑)モールで隠しながら配線します。


我が家は在来工法ですが、構造体は木質パネルを使用した工法なのでパネルのフレームがあり、壁を剥がさずに内部に後から配線を通すことはかなり難しいんです。

下の写真は、石膏ボードが貼られていない1Fの納戸で、ここは木質パネルがむき出しのままです。
東日本ハウス(日本ハウスホールディングス)の場合、梁・柱を主構造とする木造軸組工法に、筋交いでは無く、面で荷重を分散させる木質パネルを組み合わせることで、より強度を上げるという方式です。


この写真のように、新築時に開けられた穴を利用でもしない限り、あとから配線を通すのは無理っぽいです。


で、そんな事情から、天井から壁内部を通すのは諦めたわけですが、ここから下はスイッチまで壁内部が通ってるので穴を開けて中を通します。



といっても、こんな距離しか無いですけど(爆)


赤線と白線の方は、差し込むとロックされる方式ではなく、ビスで締めるタイプでした。


スイッチを固定します。



上昇は押し続ける方式で、下降は一度押すと所定の位置まで降りて停止します。
デフォルトはMAX120cmですが、ワンタッチでどこまで下降させるかは変更できます。

上昇も下降もリミットスイッチは組み込まれていて、物に当たった場合と、格納前の最大高さでの干し位置では自動で停止します。


モールディングの全体像。


電源コンセント側は、天井裏を這わせて、壁だけモールで隠すようにしました。
このコンセントは、オール電化前に使用していた、灯油ボイラーのオイルサーバー用に使用していたものなので、高い位置にあります。



完成です。

このモデルは竿2本が標準ですが、足りませんので「竿受けセット」っていう両端に引っかけ式の金具を追加して5本で使用できるようにするオプション品を購入して取り付けています。

定価ではワンセット1万円以上しますが、半額くらいでした。
それでも、スチール製のプレート2枚でこの価格はどうなんだろう?(^^;


竿は別売りで、しかも「落下すると危険なので専用の物しか使うな!」って取説に書いてますが、追加の竿は今まで使っていた手動昇降式のステンレスパイプを流用しました。

結束バンドで固定すれば落下しないから良いんでしょ?(爆)


集中換気の点検口と換気ファンは、吊木も絶妙な配置でうまく避けています(笑)



最大の120cm下げたところ。
ここまで下がらなくてもさすがに大丈夫です(笑)

まあ、今回は埋め込み用を天井直付けで取り付けたので、本体高さとベース板2枚の厚さの分、本来よりも213mm下がっているので更に低いです(笑)


竿受けセットを取り付けているので格納はできなくなりましたが、干し位置で2.2m程ありますので、邪魔になるのはジャイアント馬場さんくらいです(笑)

一方、一度に干すことができる重量は15kgまでなので、本体その他の重量を含めると最大で45kg位の重量物が天井からぶら下がっていることになります。

まあ、野縁と野縁受けに対して、延長で言えば野縁に55cm×3、野縁受けに150cm×2で、合計約465cm30本のビスを打ち込んで荷重を分散させているので、ベース板から下の部分が落下する危険性は無いとみています。


あとは、天井裏の強度不足が懸念されますが、点検口から目視でチェックした際、ユーティリティ内の天井裏の「ホシ姫サマ」本体設置部付近には、吊木が1本と防振吊木が2本確認できました。
通常は新築時などに天井裏の設備を設置する際、人が上に載って作業するくらいの強度はあるらしいので、今のところ問題ないと考えています。

そんなことから、ビスが一斉に破断或いは抜けて落下するという危険性は排除できるとして、万が一、天井裏の吊木が持たずに野縁から外れたとしても、一気に天井が落ちるような挙動ではないと考えられるため、自己責任で運用することとしました。


高い買い物ではありましたが、嫁もご機嫌だし、取り付け工賃がタダなので良しとしましょう(笑)


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