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2021年12月31日。 屋上降雪監視カメラを設置しました。 これは室内(3Fのスライドタラップ下の壁)に設置したモニター。 屋上上屋に取り付けたカメラとLEDライト。 上のモニターも、このカメラとライトも12V動作の車載用の製品です。 一般的に積雪地では、冬期の太陽光パネルによる発電は諦めているご家庭が殆どだと思いますが、我が家ではスライドタラップによって屋根上に出られるようにした上で、冬はマメに除雪して、少しでも電気料金節約に努めることにしています。 日中の発電時間帯は買電単価が30円から40円のため、雪が降っていない時の発電を見込むと、多少なりとも電気代(≒暖房費)の節約に繋がります。 1年で最も日射量が少ないとされる12月で今期、63kWh発電してくれました。 平均35円とすれば、だいたい2千2、3百円くらいでしょうか(^^; 下は嫁と二人で除雪している時の写真です。 今回使用したカメラとモニター。 共にamazonで扱っている中華製で、170度広角レンズのカメラが1,028円、4.3インチカラー液晶モニターが1,880円。 ジュリエッタにはこれと類似の組み合わせでフロントカメラを取り付けています。 (今回、更に夜間照明用として450円の3W高輝度LEDスポットライトを1個使います) また、今回amazonにてファイバースコープと通線ワイヤーも購入。 ファイバースコープは、WiFiでスマホに繋いで使うタイプで、3.5mで3,700円。通線ワイヤーは580mm×10本の連結式で2,450円。これは両方とも買って良かった! スライドタラップ下の3F廊下の壁に液晶モニターを設置します。 まずは3F廊下の照明スイッチを外し、ファイバースコープと通線ワイヤーを使って、壁内配線が可能かどうか内部の様子をうかがいます。 ファイバースコープで覗いた壁の中の様子。照明スイッチとコンセントに繋がっていたグレーのVVFケーブル4本が天井に向かって延びています。 通線ワイヤー(黄色いヤツ)を押し込もうとしましたが、ここを通すのは厳しそう。 スライドタラップで屋根裏に上がって、VVFケーブルが立ち上がってきている付近の天井に、新たに開口しました。 壁の方も照明スイッチの20cmほど上方に穴を開け、配線を通します。 通線ワイヤーには色々と先端金具が付属していましたが、結局、ケーブルの先端とファイバースコープをワイヤーに粘着テープで固定する方法がベストでした(笑) 赤黒線がスイッチの配線、黒線が映像信号線、赤白線がモニターの電源線。 取り付け完了。 屋根裏のコンセント。 電源に使用したのは90年代の古〜いパソコン用のAT電源。ATXじゃないです(笑) パソコン弄る方は分かると思いますが、AT電源はON/OFFスイッチタイプなので、ATXと違ってOSをシャットダウンしてもPCの電源が切れません。 洗面台のリメイクの時のように、2千円弱で買えるファンレスのスイッチング電源を購入しても良かったのですが、物置に眠っている古いパソコンの電源を取り出して使えばタダだし、設置場所が屋根裏なので多少ファンの音がうるさくても気にならないため、今回はこっちを使う事にしました。 パソコン用電源からはHDDやCD/DVDドライブなどのストレージ用に供給される12V(黄と黒)、5V(赤と黒)が一体化した4極ケーブルが何本か出ていますので、ここから12V電源を取り出します。 液晶モニターの電源を確保。 カメラ、LEDライトの電源を確保。 配線を上屋のアルミドアの上まで持って行きます。 カメラとLEDライトを取付け。 レンズの角度が.... 直しました。 除雪してパネルが分かるようにしました。 夜間はこんな感じ。LEDライトよりも、アルミ戸のガラス越しに漏れる上屋内からの明かりの方が明るいです(笑) これで、いちいち上に登らなくても、降雪状態(除雪が必要かどうか)を家の中から判断できます。
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