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2024年4月29日。 スマートガレージの初期設定作業、これが結構簡単にいかない.... 中間部の●は上昇時にスラットに抵抗が生じて止まるような場合に、電流の最大値を調整して、止まらないようにするというもの。●は同じく下降時のそれ。 上端の●は上死点、下端の●は下死点、共にスラットが全開、全閉したタイミングの電流値を設定するというもので、つまりはリミットスイッチの役割なんだろうか? が、この設定の最中、突然モーターが作動しなくなってしまった.... 操作基板むき出しのまま初期設定作業を実施していたので、自分の不注意で基板をショートさせてしまった可能性はゼロではないけれど、もちろんそんな覚えは無いです。 しかし、100V/24VのAC/DCアダプターから通電してスイッチをONにした状態でも、モーターのケーブルを接続しているターミナルブロック(緑色のヤツ)に24Vが供給されていない。そう考えると、基板が逝ってしまっている可能性が大(ToT) しかも、シャッターが全閉状態。 そしてこのガレージはこのシャッター以外出入口はない。 メーカーサイトのQ&Aによると、停電時などの手動開閉操作については「モーター回路保護のため、5秒間あげると一旦止まります。その後、再びあげることが出来ます」とあるけど、ウチの場合ビクともしない。 おい!出られんぞ!! 製品のコスト面を考えると当然なのかも知れませんが、この製品には紐を引っ張るとギアがフリーになり手動シャッターに戻せる、クラッチ機能的なものは用意されていない。 メーカーの説明によれば、電源喪失状態では多少重くても手動操作できるはずなのに、今回全くスラットを開け閉めできないのですが、これってウチだけなのかな?
そして、時を戻そう。 29日、車庫内。 自分は利尿作用の強めな糖尿病治療薬を服用しているので、だいたい90分から我慢しても120分が限界。 途中からかなり焦ってきていました。 「オ、オレは、オシッコ垂れ流しながらこの中で死ぬのか?」(笑)(笑) (いや、ホントは笑い事じゃなかったのよ) 後から考えてみると、モーターのケーブルをACアダプターからの電源に直結すれば、モーターは動かせたはずなのですが、逆にこの時は持ち込んでいた無線トランスミッターを繋ぐことしか考えが及びませんでした。 (実際の所、トランスミッターの方は前々日にある程度配線して準備していたので、直結する方が意外とやらねばならない作業は多かったと思う) で、無事モーターを作動させることができ、シャッターが開きました。 閉じ込められてから約3時間後のことです(^^; スラットは手動ではまったく開けられなかったので、この無線トランスミッターも含め、思いつく限りのパーツや工具を車庫内に持ち込んでいたのは結果的に正解でした。 以下は、脱出後、この無線トランスミッターでの動作を記録した動画。 ジャンパーピンをラッチモードにして試しているところです。
しかし、こんなものでは済まなかったのです....第3章 モーター破損+シャッター下りないへつづく
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