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2024年4月28日。 カスケードガレージのシャッター電動化作業を開始。 左側のビルトインガレージの方は三和シヤッター製ですが、20年以上前に文化シヤッターのオートマンによって既に電動化済み。 今回実施するのはデミオを格納している右側のカスケードガレージの方です。 使用したのはシステムデザインという会社が提供している、「スマートガレージキット(43φ用)」というDIYで後付けをおこなう製品。価格は5.8万円。 タイミングが悪いことに購入した週に値上がりしてしまったばかりだったらしい。 またこの製品はスマホによるリモコン操作が基本ですが、車中からわざわざアプリを起動して操作するというのはさすがに使い勝手が悪いので、別売りの防水リモコンを1個購入。 合計で7万円になってしまいましたが、大手メーカーの後付け電動シャッターは25万円前後するので、1/3以下の価格で電動化できることを考えれば、リーズナブルだと思います。 DIY作業での取付けとすることでコストダウンを実現したこのキットを販売しているシステムデザインさんには敬意を表したいです。 ただ、今回自分は簡単にはいきませんでした。 自分としては、これまでも640diaryで色々とDIYしてきていたので、こんなに難航するとは思っていませんでした。 DIY慣れしていて腕に自信のある方でも油断は禁物です。 まあ、これは順を追って綴っていくとして、まずは第1章の「組み込み作業」から。 写真は、ガレージ内部。カスケードガレージは日江金属(現:ホクエイ)ですが、シャッターは文化シヤッター製です。 キットはセンタープーリーに取り付ける様になっています。 保護カバーを外します。 説明書に従いプーリーからの距離を測って、モーター固定用の貫通穴開孔位置にビニルテープを巻きます。 モーター固定用のブラケットを仮組みします。 内歯ギアをプーリーに取り付け、ブラケットの位置を決めます。 ブラケットを固定している2本のボルトを、穴開け用の長いボルトに交換し、追加のスペーサーを組み合わせて穴開け用のガイドプレートを取り付けます。これが貫通穴開孔用の治具になります。 シャッターシャフトの貫通穴を開けます。スチールシャフトなので、ドリルの刃先に注油するのを忘れずに。 穴開きました。 少し離れた位置に配線用の穴も開けます。 モーターを取付け。 下側のブラケットの向きが反対だった(^^; 直しました。 支持プレートに固定した内歯ギアの片側をプーリーに固定します。 下側のピニオンギアはまだ固定しない。 内歯ギアのもう片方を取付けます。ピニオンギアは内歯をセットした後にピニオンギア用のシャフトを通し、イモネジで固定します。 次は配線。針金をシャフト内に通して端部まで持っていきます。 モーターの電源線を括り付けてシャフト内に配線します。 結構大変でした。ファイバースコープ、何だかんだで色々と活躍しています。 4月29日。 後は操作基板への配線と、スマホアプリでの初期設定になります。 アプリをインストールし、説明書または操作基板の裏側に貼ってあるQRコードを読み込ませて登録します。 トグルスイッチをタップしてMaintenanceモードにします。 Garageに切り替えると、下のような設定画面が表示されるので、マニュアルに従って初期設定を実施します。 初期設定が終わればリモコンとして使える....筈だったのですが、その初期設定の途中で操作基板が反応しなくなってしまいました(ToT) ここからが険しい道のりでした....第2章 基板故障+閉じ込められ事件へつづく
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