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2016年12月18日。 嫁の担当部分である、座面の製作です。 座面には厚さ40mmのチップウレタン(540円/枚)を2枚を敷き、その上にクッション綿を載せて調節。総厚100mm程度のクッションにしています。 縫製作業中の嫁。 ミシンはBabylock Excim-Pro(エクシムプロ)9600 です。 ジャノメの職業用直線縫いミシン、783のOEM品で、台湾製です。 パワーは工業用に比べれば劣りますが、家庭用よりはかなりパワフルで、中でもこのエクシムプロは、ポータブル職業用ミシンでは最速の1,600針/minなのだとか。 また、糸巻き専用モーターが搭載されていて、糸巻きを行いながら同時に縫製作業もできる優れものらしいです。 ロックミシンはBabylockのBL69WJ、これは山形県の鈴木製作所製です。 Babylockの正式な会社名は「株式会社ベビーロック」。 元々はJUKIのロックミシン部門でしたが、分裂してカタカナの「株式会社ジューキ」となり、2016年に現在の会社名に変更されたようです。 JUKIが生産拠点を中国に移しているのに対し、Babylockは国産に拘っているようなところが見受けられます。まあロックミシン以外は海外製造のOEMでの供給ですが。 端部にロックを掛けた生地。 座面を板に固定します。 2,600円のエアタッカーでバシバシ留めていきます。 楽しくて打ち過ぎました(^^; アクセントでフリンジを巻き付けます。 太鼓鋲を打ち終えたところ。 さらに、リボンを巻いて完成です。 ミシンテーブルとのマッチングもイイ感じです。 下からのアングル。 拡大。 縫い目の部分には、目隠し代わりにアクセントを付けています。 足の強度が心配でしたが、問題無さそうです。 キャスターの滑りも良く、敢えて座面に回転機構を盛り込まなくて正解でした。 材料費は、木材費は座面の板(1,300円)以外は端材で済ませているのですが、板とフリンジ、太鼓鋲、キャスター、生地、チップウレタン等で合わせて5,000円前後になりました。 ただ、それ以上に満足度は高い出来です。
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