640diary... Update:2016.12.27


ミシンテーブルの製作(4)-椅子の製作その1

1.脚と机本体編 
2.塗装と修正編 
3.棚の製作編 
4.椅子の木部編 
5.椅子の座面編 

20161127日。
ミシンテーブルを製作後、「これに合う椅子を買おう」という事になったのですが、市販品で良さ気なものがなかなか見つからない。

で、結局「売ってないなら作るか」という事に。

嫁の希望は
・キャスターを付けて欲しい(直線縫いとロックミシンを左右に行き来する)
・テーブルの雰囲気にマッチしていること

完成した椅子がこちら。


僕がイメージしたのは、昔のピアノ用の丸椅子。
座面の回転機構については、逆に踏ん張りがきかなくなって作業しにくくなるだろうと考えて「なし」にしてキャスターに依存することに。

今回は木製の脚の部分は僕、座面の部分は嫁が担当。

(画像クリックでpdfをダウンロードできます)


脚(柱)の部分は、2012年のウッドデッキ製作時に余ったウエスタン・レッドシダーの柱材(90mm×90mm)を木工旋盤で加工。


反りが大きいため、自動カンナ盤で削る。
自動カンナ盤で材の反りをちゃんと修正することはできないんですけど、取りあえずロクロ(木工旋盤)で回して支障のないレベルまで削ります。



木工旋盤で、脚(柱)を作る。


節が多く、かなり難航しました。



トリマーテーブルでホゾ穴を開ける。


何とか完成。(角ノミ盤欲しい....w)


足(張出し)は2×4材から切り出す。
因みに、このドラフター、リサイクルショップで73円で買ったもの(爆)
懐かしくてつい手が出てしまいました(^^;
ただ、僕は作図は左利きなので、あくまでも縦横の作画補助的な使い方です。
CADが登場する前は自分用のドラフターは左利き用でした。


トリマーテーブルでホゾを作る。


新兵器、ベルトディスクサンダー



123日。
足(張出し)の成型。




同じ足を4個作る。


トリマーテーブルでトリミングする。



脚と足が完成。


20cmに切断した棒ネジを補強材として使用する。



脚と足を接合。


複数のビスと接着剤を使っています。


124
座面の受け台を作る。








脚のトップに取り付け。



座面の板材には市販のφ400mmのラジアタパイン集成材(1,300円)を使用。
450×600mmの材料を買ってきて円形にカットしようと思ったのですが、200円違いだったので、横着して円形材を買ってきました。(^^;


座面受け台に固定したら、木材部分は概ね完成。



あとはキャスター。
本当は真鍮製のキャスターを使いたかったのですが、4個買うとキャスターだけで10,000円に達してしまうため、 1150円のウレタンキャスターで辛抱することにしました。


取り付け完了。


ベースの塗装。




エイジング塗装。



完成しました。








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