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2019年07月15日。 ジュリエッタのエンジンオイルとフィルターの交換を実施。 このクルマの構造と状態を少しでも理解しておくために最低でも一度は自分で換えるつもりだったので、今回はDIYで交換します。 オイルはENEOS SUSTINA 5W-40で5,740円/4L、国内メジャーでACEA C3に対応している製品を販売しているメーカーは少ないので貴重です。 フィルターはドイツHENGST製で1,556円。共にAmazonで購入。 前回、2018年5月に走行5,000kmで第1回目の交換をしましたが、この時はディーラーさんに依頼。工賃込で約1.6万円でした。 今回、オドメーターの表示は15,000km弱ですので、14ヶ月で約10,000km走ったことになります。 ターボ車ということで5,000km毎に交換する方が多いと聞きますが、ここは僕の判断で7,500〜10,000kmを目安にしました。 本当は、7,500を超えてから「そろそろ換えねば...」と思いながらもズルズルと走り続けていたんですけど、ほぼ嫁が(笑) ウチの2015年式スポルティーバの日本語取扱説明書には「指定時期」とだけ記載され、交換時期の具体的な目安が載っていませんが、英語版のオーナーハンドブックには、要約すると「30,000km毎にオイルとフィルター交換」「ただし街乗りがメインの場合、または年間10,000km以下の走行距離の場合は、1年毎にオイルとフィルターを一緒に交換」と記載されています。 で、1年縛りから既に2ヶ月オーバーしていますので、すぐに交換します(^^; 廃油処理箱は自宅にストックしてあった物。1,000円はしていなかったはず。 まずはジャッキアップ。 下抜きでオイルを抜くのでアンダーカバー(アンダーガード)を外します。 ある意味これが下抜きでのオイル交換を消極的にさせる一番の理由かも... フロント側が18本のトルクスねじ(T30)、後ろ側が4本の六角ボルト(10mm)、これら2ピースのアンダーカバーが3本のプラスねじで連結されています。 これを全部外す必要があります(^^; 既に首が痛いけど、フロント側を外しました。(^^; (追記:後から気がついたんですが、フロント側を外さなくても、後ろ側のカバーだけを外せばオイル交換はできる気がしてきました(笑)。それならボルトとプラスねじで計7本外すだけで済みます。次も自分でやるかどうか分からないけど(^^;) (再追記:アンダーカバーは、外すのは後ろ側単独で可能ですが、装着する時はフロント側も外しておかないと困難だという事が分かりました→Aug/2021のページ参照) 後ろ側も外しました。 あちこち割れたり曲がったり.... ある意味、アンダーカバーの役目は果たしているっていう事ですね(^^; フィラーキャップを緩めた後、オイルパンのドレーンボルトを外し、オイルを抜きます。 作業前、この車でホームセンターに27mmのソケット(フィルターキャップ用)を買いに行っていたので、エンジンが冷えるまで1時間ほど待ってから開始しました。油温は50度以下くらいまで下がってくれていたと思います。 ジャッキアップしたままではオイルパンが傾いているので、一度車体を下ろして水平にします。 タラタラとオイルを抜いている間にフィルター(オイルエレメント)を交換します。 フィルターキャップは対辺27mmサイズのソケットレンチで外せます。 取り敢えず廃油処理箱に退避。 若干ですが「ドバッ」と来ました(笑) 廃油処理箱の吸収材を数枚抜き取って溜まったオイルを吸い取り、パーツクリーナーで清掃。(言うまでもなくパーツクリーナーは石油なのでエンジンルーム内が高温の場合、引火の恐れがあります。十分に注意する必要があります) 締め付けトルクは25.5N・m。 ただ、意を決して注文したトルクレンチがこの日に間に合わなかった...(^^; Oリングを外します。 オイルジョッキ(ウチのは2Lサイズ)にオイルを入れます。 フィルター同時交換時の規定量が3.5Lなので2回に分けて入れます。 フィルターを開封。 オイル缶の注ぎ口のタレなどを利用して、Oリングにオイルを付けておきます。 フィルターキャップにOリングをセット。 フィルターもはめ込みます。 車体にセット。 外す前のフィルターキャップの位置と同じ位置になるように締めます。 当たりがあってから360度くらいでした。 トルクレンチが届いたら所定のトルクになって居るかチェックすることにしました。 (2019.7.28追記:後日トルクレンチで締めましたが、思っていたよりも回します。上記の位置でも問題は生じていませんでしたが、やはりトルクレンチによる管理は必要かも) アンダーカバーを洗浄。 割れている箇所は、可能な限り弾性接着剤で補修。 クリップの固定ピンが脱落&紛失してめくれ上がっていたアルミの遮熱板(排熱板かな?)は、ある程度、手で成型して1カ所だけM5ボルトナットを追加して固定しました。 廃油処理箱に抜いたオイルを入れます。 少し交換のタイミングがずれ込んでしまいましたが、粘度は割とキープされていたので、取り敢えず問題はなさそう。 取り出したドレンボルトとワッシャー。 ねじ径はM12でボルトの対辺寸法が17mm。自動車用は小径六角ボルトが使われることが多いらしい(通常、M12の対辺寸法は19mm) ねじ長は14mm。 ドレンワッシャー(ドレンガスケット)は内径φ12mm,t=1.5mm。 ワッシャーは基本再利用不可ですが、僕が休日で札幌にいて、かつ、嫁が仕事の日(=ジュリエッタを使わない日)がこの日(7月15日)しかなく、急遽実施することになったため、トルクレンチ同様、amazonに注文した新しいワッシャーが間に合いませんでした。 (ドレンボルトの締め付けトルクについての情報はこちら) という事情から、漏れないことを願って再利用。 (2019.7.28追記:現時点でオイル漏れは生じていません。注文していたワッシャも届いていますが、またアンダーカバーを外すのは嫌なので、次回オイル交換時までこのままで行くつもりです^^;) これでアンダーカバーを閉じれば車体下の作業から解放されます.... と、最後の最後にカバーの左側の端部を割ってしまいました(ToT) ショック&首が筋肉痛です(ToT) 既に車体の下から抜け出したくてたまらないのにこんなアクシデントが起きて、ため息つきながらの写真もピンボケ(^^; 2ピースのアンダーカバーが3ピースになっちまった(爆) 取り敢えず前方の差込みと後方の2箇所のトルクスねじで固定は可能だったので「まあ良いか....」という感じです ┐(´д`)┌ 新しいオイルを上から入れて完了です。 が...翌日嫁から「スパナのマークが点いてる」とスカイプで留寿都村のアパートにいる僕に知らせてきた。 取説にも説明がないし、ネットで検索してもジュリエッタ以外の物しか引っかからない... ただ、なんとなく、故障の類いではなく定期点検を促すもの?らしいということが分かってきました。 オイル交換のタイミングで出てきたのでハッとしたのですが、どうも原因は別な気がします。 15,000kmというタイミングで出たのか、初年度登録の2015年7月から4年経過というタイミングで出たのか... 分からないのでディーラーさんに聞いてみます(^^; (追記:ディーラーさんにメールで問い合わせたのですがスルーでした(笑)。そのまま放置していたら、2ヶ月目を過ぎたくらいに、いつの間にか消えていました。もちろんクルマに異常も見られません→どうも15,000km毎に表示されるらしい)
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