640diary... Update:2024.01.04



納戸(物置)に水道(給水・給湯)を引く(DIY)

20231224日。
我が家の1階の納戸に水道(給水・給湯)を引きました。


我が家の場合、1階は玄関及びビルトインガレージと納戸(物置)になっていて、2階がLDKとバス・トイレになっています。
今回、1階の納戸まで水道を引く事にした最大の理由は「冬の洗車」です。
外の立水栓は当然のことながら冬は凍ってしまうので、11月には水抜きをして春までは使えないようにしています。

そして、これまで冬期の洗車に利用していた近所の温水洗車場が2年前になくなってしまい、冬の洗車に難儀していたのです。

そこで昨年は2階の洗面所からガレージまでバケツにお湯を汲んできて、ムートン洗車グローブですすぎ洗いしていました。

で、今回は2階の洗面所から、その真下に位置する1階の納戸に水道の配管を分岐して、温水を納戸で汲める(使える)ようにしてしまおう!という計画です。

納戸はジュリエッタを入れているガレージ兼木工DIY作業場の真横なので、冬期の洗車用にも、作業後の手洗いにも使えて格段に利便性がアップします。

この塩ビ管は、納戸の天井から突き出している、洗面台の排水管。
ここに水道管が来ていないという事は、2階の天井から洗面台まで降りてきているという事かと思われます。
同時に、この位置に穴を開ければ洗面台の配管から分岐して水道を取り出すことができるとも言えます。


という事で必要なパーツを買いそろえました。
下の表はその明細。結構掛かってしまった....(泣)
使用パーツ 規格 単価 個数 金額 備考
給水・給湯
被覆架橋ポリエチレン管 13mm,10m 2874 1 2874 amazon
フレキパイプ(2本1組) G1/2 980 1 980
止水栓(2個1組) G1/2 1192 1 1192
片ナットチーズ 13mm 776 2 1552
両ナット付アダプタ G1/2 448 2 896
ワンタッチ継手オス 13mm 789 4 3156
小計 10650
排水
塩ビ管VU 40mm,2m 899 1 899 DCM
分岐チーズ(DV継手) 50x40mm 283 1 283
90°エルボ(DV継手) 40mm 118 3 354
小計 1536
シンク
簡易シンク SUS304 7600 1 7600 amazon
混合水栓 SUS304 3180 1 3180
小計 10780
追加
止水栓(1) G1/2 971 1 979 DCM
止水栓(2) G1/2 814 1 814
片ナットチーズ 13mm 1848 1 1848
泡沫水栓アダプタ M22-1mm 877 1 -  
同上アダプタ(メタル製) M22-1mm 1390 1 1390 amazon
ワンタッチニップル G1/2 767 1 767 DCM
小計 5798
合計 28764

フレキパイプは2組買ったのですが、水栓側は付属していたので、1組余分でした(笑


13mmの被覆架橋ポリエチレン管。amazonには10mからしか売っていなかったので、青を1本買い、カットして給水・給湯両方に使用することにしました。給水・給湯の区別はビニールテープでも巻けば判断できるので、まあ良いかなと(笑)
m単価はDCMホーマックより40/mほど安いです。


作業を開始。まずは2階の洗面台の扉を開けて中の物を全部出します。
トラップカバーを取り外します。



1階の納戸に移動し、排水管の横(洗面台でいうと奥側)に開口します。


40mmのホールソーを使いました。 スタイロフォームが想像以上に厚かった(^^;


洗面台側。配管穴のシーリングプレートにφ15mmの穴を2個開けます。


切り込みも入れておきます。


電動水抜き装置で水抜きを実行。


既存の止水栓も閉めて、片ナット分岐チーズ、両ナットアダプタ、止水栓、フレキパイプを給水・給湯それぞれに追加する。


飛び散った水滴でお分かりかと思いますが、締め方が甘くて若干大騒ぎ(笑)(笑)


上で開けたシーリングプレートの穴は、フレキパイプを通すため。


納戸側。



1231日。
DCMホーマックにて排水用のVU管を調達。90゜エルボ3個と50mm×40mm分岐チーズ、これと40mmの直管1本を買ってきました。


VU40mmスライドソーでカット。


エコキュートの排水パイプ(VU50mm)をカットして50mm×40mm分岐チーズを割り込ませます。


切断にはマルチツールを使用。


接合には手持ちのタフダインを使用。


エコキュートの排水パイプ、逆勾配になっているのが気になりましたが、流れないわけでは無いのでそのまま作業続行。



エコキュートのタンクの裏を通してタンクの左側までVU40mmを配管します。


amazonで調達したステンレス製簡易シンク。


これもamazonにて調達した混合水栓。



シンクに水栓を取り付け。


シンクと同じRARE countっていう中華ブランドの混合水栓なのですが、混合水栓の根元に取り付けるステンレスカバーは、サイズが大きくてシンクの穴の部分にフィットしませんでした ┐(´-`)┌


しょうがないのでステンレスカバーは抜きました。


排水ホースを、配管したVU40mmに挿し込みます。排水管はトラップ付です。



被覆架橋ポリエチレン管をスライドソーにて3.2mにカット。これを同じ長さで2本。


ワンタッチ継手を両端に挿し込む。


給水・給湯ホースはこれで準備完了。


2階の洗面台から引いてきたフレキパイプに架橋ポリエチレンパイプを接続します。


ピンクのビニールテープを巻いている方が給湯パイプです。


取りあえず養生テープで固定。


シンクのところまで持って行きます。


シンク下の止水栓。
ホーマックで処分品を安く買ったので、同じタイプで揃っていません(^^;
2つで1,785円。amazonで調達した2個組1,192円の中華製止水栓は、448円の両ナットアダプタが2個必要なので、それよりもちょっとだけ安く上がりました。揃ってないけど(笑)


給水・給湯パイプを混合水栓に繋ぎます。


202411日、給水・排水テスト。


給水・給湯共に問題なし。


が、床が水浸しに....


給水・給湯管の方の接続部分の締め付けが弱くて、多少のポタポタはありましたが、原因はここではありませんでした。


水漏れ箇所はここ。今回のシンクではなくてエコキュートの排水管部分。
75×50mmの異径エルボでタンクからの排水管とドレーンホースらしきものを一緒に受けていて、 ここから溢れていました。
写真は、取りあえず端材を使って下駄を履かせエコキュートの排水管の逆勾配状態を解消した様子。


自分が端材で下駄を履かせた箇所は、これまではなんとビニールテープが土台代わりに使われていて、しかもこれが低すぎて役目を果たしていなかったため、今回のシンクの排水がこの位置まで逆流してきて溢れたという事のようです。
これまではエコキュートのタンクから出てくる排水の量が多くはないため、逆勾配でも溢れてくるようなことがなかっただけらしい。

これでもプロの施工なのか? ┐(´-`)┌

因みにエコキュートの施工(2011年)は、太陽光発電システムとヒートポンプ式温水暖房機の導入の際、候補に挙がっていたA社。


エコキュートの排水パイプ(VU50mm)



シンクの排水をエコキュートの排水パイプに合流させている箇所。タフダインの塗りがちょっと甘くて若干漏れてきたみたい(^^;
ブチルゴムテープを巻いて止水しました。


水準器を充ててみたら、逆勾配は解消されていました。(向かって右が流下方向)
これは、上述の通り端材で下駄を履かせ、最上流位置で40〜50mm程高くしたためです。


混合水栓にタカギの泡沫水栓アダプタを取り付けてみました。
ここにケルヒャーを接続するつもりでしたが、試しに散水ホースのアタッチメントを繋いでみると、見事に「プシュー」っと水漏れ(^^;


付属の泡沫金具に戻す。


混合水栓でケルヒャーにぬるま湯を送る作戦は取りあえず失敗。
プランBの、給水パイプから片ナットチーズで分岐する方法に変更。
水しか使えないので真冬の洗車が目的で設置したこのシンクの価値はやや落ちますが、しょうがない。


取りあえず、水漏れは無くなりました。


給水ホースはもうちょっとちゃんと固定しようと思います(笑)


追記:M22-1.0mmG1/2に変換するメタル製のアダプタとニップルを調達して、散水ホースに繋いでみました。1,390+767=2,157円で、ちょっと高く付きましたが、M221.0mmピッチ対応の製品が少ないのでやむを得ませんでした。


若干しみ出してきますが、タカギの泡沫水栓アダプタよりも全然マシで、なんとかケルヒャーをぬるま湯で使えそうです。


ケルヒャーを使える事で一番大きいのは、高速道路等の走行後に塩まみれになった車体下側を洗うことができる様になることです。


ついでに紫外線で劣化していた散水ホース&リールも新調しました。


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