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2021年09月18日。 先週、木製PCケースの框扉をトリマーテーブルで加工中、いきなりトリマー本体のパワーが落ちて煙が出てきた(^^; 去年の2月にも煙が出て、装着していたナカトミTR-601を中古のTR-606に交換したばかりでした。 結局1年半ほどでご臨終となったTR-606の事を考えると、さすがにナカトミのトリマーで延命するのはやめにしました(^^; 元々360Wのモーターにはややパワー不足を感じていたので、マウントの修正が少なくて済みそうな本体サイズでなおかつ500Wクラスのトリマーを物色することに。 はじめは、奮発してRYOBIの電子トリマーTRE-60Vにしようかと思ったのですが、どうやらTRE-60Vは、回転部を上に向けると自動停止するという、いかにも電子トリマーっぽいセーフティ機能があるらしい。 これは、上に向けて使うトリマーテーブルにチョイスしちゃダメでしょ?(^^; (訂正:単に、立てると物理的にスイッチが切れるというだけらしい) ってことで、筐体の径がφ65mmでサイズ的にナカトミのTR-606(φ64mm)に近いRYOBIのTR-51を選びました。 500W、30,000rpmで、ソフトスタートも何も付いていないシンプル機能のロングセラー機です。価格はamazonにて10,186円。 トリマー本体が載っているマウントを、ステーごと外しました。 マウント部分を分解して、TR-51を嵌め込んでみます。 形状は割とナカトミのトリマーと類似しています。というかナカトミの方が設計の際にRYOBIのトリマーを意識していたんだと思います。 ただ、モーターのブラシ取り付け部の突起が干渉するので、マイクロベルトサンダーで削って調整。 手持ちのアルミ板をカットし、φ65mmの鉄工用ホールソーで開口します。 ナカトミのトリマーの時よりもイイ感じで収まりました。 以前よりもしっかり固定できたので安定感があります。 ステーを脚に固定してトリマー本体をセットしてみます。 が、一番上まで上げても、コレットナットがテーブル面よりも2cmほど低い(ToT) 実はTR-51は、ナカトミのTR-606よりも製品長が短い(=高さが低い)のです。 こうなったら、下側集塵ダクトを加工するしか有りませんね。 まず、写真の真ん中下側に見える、初代トリマーテーブルの昇降機構を固定していたパーツの残骸を撤去します。 バンドソーで集塵ダクト本体の下部に切り込みを入れます。 これで側板と底板が分離されます。 側板をジグソーで切り取ります。 底板を板厚分、つまり19mm上げて取り付けます。違いが分かるでしょうか? 横から見ると一目瞭然ですね(笑) 削った分、マウントが上に上げられるようになりました。 これで必要な可動範囲が確保できました。 モーターが360Wから500Wに変わったことで、明らかにパワーアップしました。 刃幅が大きいため負荷が掛かる框扉の鏡板用ビットの使用でも威力が落ちません。 しばらく安泰です(笑)
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