|
2020年8月14日。 平日滞在先の共和町のアパートにロボット掃除機を導入したことで、布団の下の床も掃除させるため、シングルベッドを製作しました。 留寿都時代から既に布団の下に敷いて使っていた市販のスノコ以外はDIYで自作します。 これは完成し、アパートに設置したベッド。 4月くらいから図面は描いていたのですが、何だかんだで作業を開始したのがお盆休み中になってしまいました。(画像クリックでpdfを表示) こんなに時間が空いた原因の1つが、図面に時間が掛かったこと。 というのも、レンタカーのノートe-powerで運ぶので、組み立て式にしないと積み込めなかったため。 作業開始です。 加工図に合わせてスライドソーで材料を切断し、切欠きや穴開けを実行していきます。 下の写真は、部材番号1、2の横梁に切欠きを作るため、角のみで穴を開けている所。 角のみで開けた穴に合わせて切込みを入れ、切欠き部分を作っていきます。 部材番号7を作るため、バンドソーで2×4材を半分に縦挽きします。 自動カンナで切断面を綺麗にします。 ベルトディスクサンダーで面取りし、部材7は完成。 部材番号8、9はスライドソーで端部を45度切り。 8月15日。 部材番号12の脚を作ります。 4面をカンナ掛けします。 トリマーテーブルを使って、四隅をラウンド加工します。 切断して170mmに揃えれば脚は完成。 切断加工が概ね終わりました。 最後に穴開け系の作業です。 25mmのザグリビットでボルト固定箇所に座繰り穴を開けます。 ボルトはM8を使うので9mmの穴を開けます。 部材9の1×4は25mmのザグリビットで貫通させます。 部材1、2には、小口部分にM8用の鬼目ナットを入れます。 8月16日。 仮組みしてみます。 取り敢えずワッシャを省略して組んでみます。 ボルト固定部についても問題無さそう。 スノコ受けの縦梁のサイズもOK。 脚も問題なし。 ただ、部材番号9の縦方向の"柵兼化粧パネル"の穴の位置が、主桁のボルト固定位置と微妙に合わず、化粧パネルはアパートに持ち込んでからビス止めすることにしました。悔しいけど.... 気を取り直して、部材を塗装。 車で運べる程度までは組み立ててユニット化し、アパートではボルト止めで済むようにしたかったのですが、上に書いたとおり、一部ビス止めが必要になってしまいました。 それでも可能な限り、ユニット化しておきます。 これは両端の横梁部。 柵兼化粧パネルとなる部材8をエアネイラーで固定します。 中央部の横梁。 脚を取り付け。 8月17日、夜。 共和町のアパートにて、持ち込んだベッドのユニットの最終組立を実施。 縦方向の主桁をボルト止めし、フレームを連結していきます。 まずは奥側(壁側)から。 柵兼化粧パネルをビス止めし、手前側の主桁もボルトで固定していきます。 手前側の柵兼化粧パネルもビス止め。 メインフレームはこれで完成。 スノコの受けとして中間部の縦桁4本を挿し込みます。 スノコを載せます。 完成です。 強度も十分で、キシミもありません。 計算通り、帰宅する頃にはロボット掃除機は下に潜って掃除を完了してくれています。
|